紫陽花

今朝からずっと降りつづいてる
雨音に耳をかたむけて
あの日言われた最後の言葉
今でもずっと考えてる
「君は僕といて本当に幸せだったの?違うよね」
“さよなら”だけで十分だったのに
わかってたのに

あの通りの側には紫陽花が咲いてる
雨に打たれながら美しく輝く まるでその姿は
深く傷ついてても溢せなかった涙
最後まで演じた 嘘をついた
大好きな気持ち

どれだけ月日が流れただろう
風に届くあなたの噂
聞こえないように
動かないように心を固く閉ざしてた
新しい恋に出会っても
誰かをずっと愛するのは
自分にはきっと出来ないんだから
臆病なままで

友達から届いた紫陽花を見ている
こんなにも心が凍りついてるなら
伝えればよかった
悲しい時微笑み 溢せなかった涙
最後まで演じた 嘘をついた
大好きな気持ち…私のこころ
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