ぬくもり

繋いだ君の手の平から 伝わるぬくもりが僕に
『時には甘えてもいいんだよ』って
言ってくれてるみたいで 安心したよ

スクランブル交差点
”僕はここだよ” とつぶやいて
ふいに背中を ドンと押され
信号の合図で 潰されて
波に飲まれ 必死にもがく
ボクは砂浜の一粒で
あっという間に繋がれたって
あっという間に消えてくだけ

今の僕すら 好きにもなれず
本音を隠し もがいていた
閉ざした心が 助けを求め
どうにかしてよと 泣いていた
そんな僕を 励ます様に
キミがくれた ぬくもり
それだけで 悲しみが 溶けて行くよ

繋いだキミの手の平から 伝わるぬくもりが僕に
『時には甘えてもいいんだよ』って
言ってくれてるみたいで 安心したよ
さりげない優しさの中 力強いぬくもりで僕に
『キミの代わりはいないよ』って
ありったけの愛情で 気付かせてくれた
言葉以上のぬくもりを ありがとう ありがとう

どれほど近くに感じられても
満たされないのはなぜなんだろう?
どこまで行けば僕らの渇きは
潤い休まるのだろう?
言葉の数よりもぬくもりをひとつ
悲しみにはそっと寄り添う
生身の体温で温め合う
こんな時だからより一層

今の僕なら 好きだと言える
本当の顔で 笑っていた
見上げた空から 降ってた雨も
いつの間にやら 上がっていた
今度はキミを 守れるように
僕があげる ぬくもり
そう思えば 勇気さえ 湧いて来るよ

繋いだキミの手の平から 伝わるぬくもりが僕に
『時には甘えてもいいんだよ』って
言ってくれてるみたいで 安心したよ
さりげない優しさの中 力強いぬくもりで僕に
『キミの代わりはいないよ』って
ありったけの愛情で 気付かせてくれた
言葉以上のぬくもりを ありがとう ありがとう

今も昔も 変わらないもの
36度5分の キミの体温
今の暮らしも 日々の孤独も
それさえあれば さみしくないよ
結局 人は原点へと
大事なものに気付いて戻る
言葉に出来ない ぬくもりこそ
僕を救った確かなもの

繋いだキミの手の平から 伝わるぬくもりが僕に
『時には甘えてもいいんだよ』って
言ってくれてるみたいで 安心したよ
さりげない優しさの中 力強いぬくもりで僕に
『キミの代わりはいないよ』って
ありったけの愛情で 気付かせてくれた
言葉以上のぬくもりを ありがとう ありがとう
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