百人一首 君がためver.

君がため 春の野に出て 若菜つむ
我が衣手に 雪はふりつつ

恋すてふ 我が名はまだき 立ちにけり
人知れずこそ 思ひ初めしか

長からむ 心も知らず 黒髪の
乱れてけさは 物をこそ思へ
乱れてけさは 物をこそ思へ

みちのくの 忍ぶもぢずり 誰ゆえに
乱れそめにし われならなくに

住の江の 岸による波 よるさへや
夢の通ひ路 人めよくらむ

心にも あらでうき世に ながらへば
恋しかるべき 夜半の月かな
恋しかるべき 夜半の月かな
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