小雪の酒場

夕べ小雪の 夢見たよ
なんの変りも ないだろね
小雪 小雪 ひと目で惚(ほ)れた
旅の終りの 安らぎに ふたりで飲んだ
忘れられない 雪国の
小雪の酒場

白いうなじに 黒髪の
笑顔やさしい 女(ひと)だった
小雪 小雪 苦労の影を
消してやりたい この俺の 男の胸で
路地の灯りが なつかしい
小雪の酒場

夢でお前を 励ました
泣いちゃいけない 辛くとも
小雪 小雪 好きだよ今も
冷えた体を 抱きしめて ぬくもり酒に
夜を明かした 雪国の
小雪の酒場
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