故郷ごころ

山も色づき 錦の晴着
これがふる里 故郷の味
宮の神事と 祭の唄が
俺の自慢さ 親ゆずり
負けず嫌いの 負けず嫌いの 腕がなる

古き伝えの 八百万の神に
祈るあの娘の なみだ顔
肩を引きよせ 力のかぎり
抱いたあの日を 思い出す
女泣かせた 女泣かせた 悔いがある

馬鹿な男と 笑われながら
無理を承知で おしてきた
冷たい世間に あいそも尽きる
祭り太鼓と 笛の音が
旅に出るなと 旅に出るなと 耳で鳴る
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