各駅停車

夕日が差し込む 各駅停車
今朝までこの空 覆ってた雲も
遠くへ行った 外は澄んだ青

ブレーキかかるたび 眠る君が
僕の肩に少しもたれ掛かる
動けないまま でも迷惑じゃないんだ

ずっと考えてた 自分の感情
僕の隣で君が 幸せになる方法はないのかな

僕はいつでも タイミングを逃してしまう
誰かに気を使ってはあきらめて だけど今度はもう
あきらめたくないんだ 君のこと
もうすぐきっと伝えるから

昔のようには もうまっすぐに誰かを思えない
そんなことずっと感じてたんだ まるで嘘みたいだよ

改札を抜けて 歩く線路沿い
通り過ぎる電車 かき消される声
僕らを近づける

街の景色は きっといつもと
変わらないはずなのに すべてが違って見えた
吹き抜ける風 東に伸びる影
僕に見えたもの 心の奥に焼き付いてく

何かを望むことなんて ない方がらくだと思ってた
だけど見つけたんだ 何かが変わるそんな気がしてる

僕はいつでも タイミングを逃してしまう
誰かに気を使ってはあきらめて
だけど今度はもう あきらめたくないんだ
君のこと もうすぐきっと伝えるから

もうすぐきっと伝えるから
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