琥珀の記憶

見つめ合い触れ合ったふたり
痛ましい傷跡にキスした

銀の魚
跳ねるたびゆれる水面
この景色いつしか琥珀に変わだろう
決して色褪せない確かな記憶のせて
この想い集めて琥珀に閉じ込めたら
透明なこころで 明日へ歩き出せるから

哀しみの中でさえキミの
存在が眩しくてとまどう
金の調べ
時告げる鐘は響く

激しさも熱さも琥珀に姿変えて
光るただ静かに あの日のすべて込めて
輝きを隠して 囚われたくないなら
過去へと流されて 明日が見えなくなるから
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