砂落ちる水の宮殿

怯えた珊瑚礁に
こころを打ち明けても
明日がわからないと
ふるえる私だった

青の深さに溜め息を重ねてく
愛が手を濡らす

砂に硝子はいつか磨かれて
光る喜び 熱い太陽に教えられるのかも
誰のせいでしょう?

日差しが思い出たち
巻き戻す美しさ
昨日は流れおちて
たちまち消えたようね

急いて涙の遺跡に辿り着いた
恋の眠る場所

一目逢いたい
何がいけないの?
悔やむ気持ちを 忘れてしまえと優しく叱ってよ
誰のせいでしょう?

砂に硝子を刺した悩ましさ
光る喜び 悲しみの裏に隠された蜃気楼

一目逢いたい
何がいけないの?
悔やむ気持ちを 忘れてしまえと優しく抱かれたら
それでいいの…
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