アネモネ

いつもの癖で僕は 早起きしてる朝に
花を見つけた いつだっけな 君がどこかで買ったものさ

今日も君と笑えない ケンカばかりしちゃうのは
錆びて動かない観覧車の前で君だけ残してるから

どうやって降りていけばいいか 順番を待てるだけいいか
簡単に取れてしまう 引っ掛け棒が今日も外せない

「やましいことは何にもない僕」だと思っていたけど
さみしい顔を見せた 君の中の宇宙と追いかけっこ 見つけるよ

僕はなんて言ったっけ 君は全部覚えてる
あれもこれも 当たり前のようにして

夢が食べてくれたらいいな 僕の悪いところを隅まで
君が好きなとこはそのままで 穴は針で縫い付けておくよ

夢が食べてくれたらいいな 僕の悪いところを隅まで
ずっと僕は一緒にいたいんだ 明日は君と花を買いに行こう

(どうやって降りていけばいいか 順番を待てるだけいいか
簡単に取れてしまう 引っ掛け棒がやっと外せた)
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