SEPTEMBER TOKYO TOWER

舗道で抱きしめあって くちづけかわす恋人達
まるであの日ここにいた あなたと私のようだわ
車の窓から ながれる景色
ふたりがいた場所 すべておぼえている

ここで出会って うちあけられた ここでキスして 愛しあった
雨の夜でも 冬の風でも あなたがいれば それでよかった

どれくらい時がたてば あなたを忘れられるだろう
そしていつになったなら このいたみが消えてゆくだろう
かがやくタワーへ 手を振りながら
“まだここにいる”と ふたり笑った夜

夏の夜風に緑がゆれる いつもあなたを さがしている
せつないくらい 愛されていた そしていまでも 愛しているわ

なぜ 同じ道を歩けず はぐれるなら 出会ったのだろう
いつか あなたが行きたがった ふたりだけの世界で むすばれたいの

ここで抱きしめ ここで別れた あなたの笑顔 かさねた指
あなたの腕に 触れたすべてに もう一度強くつつまれたい
何万回も愛していると ささやいた声 やさしい声
せつないくらい 胸に生きてる あなたとの愛 わすれないわ
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