雪の週末

窓に降る雪を見ていた
懐かしい人のそばで
田舎町 週末の部屋は炎がゆれてた

別れを悔やんだ月日を
あなたが静かに話す
ふるえてる私の心をそっと包むように

すべてをあずけて
その胸に抱かれたい
あなたを忘れる事など出来なかった

いつも失って気がつく
そして流されてゆくの
でも今夜 自分に嘘はつきたくなかった

もう一度あなたを
愛してもいいですか
いとしい吐息に切なくたおれてゆく

まわり道をした記憶消すように
雪が降り続く

さよなら思い出
今日までの私たち
夜が明けたら一面真っ白な朝が来る
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