セツナ

いつだって夢を持って
戦う君を見て
守ってゆこうと決めてた
例えその先に
別れ導いても
笑って手を振ろうと

それぞれの居場所を求めて

迫るカゲボウシ
響く鐘の音
すっと脳裏に焼き付く
いつもと変わらずに
君が側にいる
今日が最後の記憶

時計の針は進む
明日へと続く道を照らし

だから ここにきて
さよならさえ告げずに
置いていくなら
いま いまだけは
そっと強く優しく抱きしめて
離さないで

今日を終わらせないで
朝よ眠っていて
時計の針は進む
君の行くべき道を照らせ

だから ここに来て
さよならさえ告げずに
置いていくなら
いま いまだけは
そっと強く優しく抱きしめて
何度でも

心よ 覚えていて
君がくれたぬくもりを
抱きしめて
歩き出す
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