スピカ

ボールが風に押し戻されて
足元弾んで 僕にまとわりついた
ただ それだけ

触れられる物 目に見える物
信じていたのは そこにあった現実
ただ それだけ

だけど引き合う見えない力が
いま ふたりを強く強く響かせる

ふたつの星がひとつになって光り出すように
支えあって求めあって愛しあって
そして 永久(とこしえ)を誓う

笑い合うこと 励ますことも
毎日毎日 そこにあるのが普通
ただ それだけ

季節が巡り星座が変わる
逢えない時間が 少しの距離を作る
ただ それだけ…

ただ それだけ…
ただ それだけ…
ただ それだけ…

ただ…それだけ…それだけだったハズなのに
なぜ こんなに愛しくて切なくて

当たり前とか偶然じゃなく遠い約束
交わしてたそれだけを感じている
ふたつの星がひとつになって光り出すように
支えあって求めあって愛しあって
そして 永久を誓う
そして 永久を誓う
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