色の無い水槽tricot | tricot | 中嶋イッキュウ | tricot | | 水槽の中でさぞ可愛いと言われ慣れ 生ぬるさに気付かずにここまでやってきたから 仕舞に鼻の奥が詰まってアラ 口で全ての呼吸を補って 本当の意識は無くなって行くだろう 轢き擦った耳障りな声 大概の事は水に流した 仮説だと言われるのは一番不快だから 仕舞に耳の穴も詰まってしまってアラ 深い呼吸を忘れるだろう あなたは真っ黒だ あなたは真っ黒だ 水滴が群れをなす 僕にとってのボーナス 用件はもうない 来世ではもう会わない あなたは真っ黒だ ただただ真っ黒だ 無意識さえも無くなって行くだろう 封鎖して行く事に気づいて 声を使うのも勿体ないくらいだけど この際だから教えてあげよう あなたは真っ黒だ あなたは真っ黒だ 水滴は群れをなす 君の背には後光さす 干渉はされない 鑑賞用にもならない わたしは真っ白だ どっちも真っクロだ |
走れtricot | tricot | 中嶋イッキュウ | tricot | | ちょっとやそっとで崩れるまいと 括っている情景は あちらこちらがモザイクです それでも頼むよ今 君の手を貸して あぁ人の気も知らないで 慌ただしいオーディエンス 「行け 待て 急げ まだ ダメだ 逃げろ」 真に受けるな 太刀打ちできなくなるぞ 持って行かれるな 馬鹿 このままではやられてしまう あぁ少しイヤホンに心を捧げる時間 対したことのない私を許してくれるリズム そっちは危ない立ち入り禁止 半信半疑 クズれる もう振り返るな 綽々で次々突破して あぁ人の気も知らないで 騒がしいオーディエンス 「行け 待て 急げ まだ ダメだ 逃げろ」 真に受けるな 二度と立てなくなるぞ うるさいな わけないさ 馬鹿 やられるもんか まだ最終兵器のスイッチが 今だ一緒に行こう 君の手を貸して |
Noradrenalinetricot | tricot | 中嶋イッキュウ | tricot | | その日は おはよう が うまく喉を突かずに 古い床の軋む音が いつもより聴こえた ぐるぐるぐるまわる アタマの中でまわる だんだんと増える アタマの中で増える 散々散々出した答えは 教室の中で蒸発して 表情を曇らせた窓ガラスを殴った 殴った 騒然としたクラスメイトを10年後にはあざ笑って 世界中を敵に回した僕を守ってくれ 孤独な私で何処まで飛べるか 孤独な私に気づいてくれよ 見捨てないでよ 言わなきゃ良かったな どうか神様 暗闇に鳴ったグラウンドに 二人で光を集めて 表情を曇らせた君は僕を殴った 殴った 爽快に闇は晴れ渡って10年後にはまた笑って 世界中を敵に回した僕と戦ってくれ あなたと二人でどこまで飛べるか 孤独な私を見捨てないでね 離さないでね |
青い癖tricot | tricot | 中嶋イッキュウ | tricot | | 急ぎ足 走り抜けた過去、そして現在 その身の置き場所が見つからないまま こうやってあの頃認めなかった方へ 傾いた理由はなんだったのでしょうね 巧く飾ってしまう君の悪い癖 言葉で言えない私の悪い癖 今日も一つ、また一つ消えると知りながら 開き直って胡座をかいた私と違って 諦めなかったのが君の命の美しさの全て ねぇ 少しは気付いていられたら ねぇ 私は君に何を話したでしょうね 祈りの火、灯し 握りしめた手のうちに 強く浮かび上がる 君にもあるそれが 私を今も動かしている ねぇ 少しは気付いていられたら ねぇ 私に今頃何が言えたでしょうね こんな小さな祈りの火 一つくらいじゃ何も変わらないと 背を丸める私を誰も攻めたりはしない 「あなた」が今 そうであるように |
プラスチックtricot | tricot | 中嶋イッキュウ | tricot | | 大切なのはお腹のホクロ これだけは残してね 唯一彼が彼である証 繊細な縫い目はまるでお人形 引きつった瞼は連日 泣き腫らしたかのよう 自然な仕上がり ほら、まるで あの、あの子、あの子みたいね 笑っちゃって最後まで言えない ごめんなさい あぁなんかもうずっと前から 中身全部無くなっちゃって だけどまた誰かを否定しなきゃ 今にも心が破裂しそう 洋服の中から零れる棘 いつの間にこんなに隠していたの 消毒液で落とさなきゃ こっちを向いて 決して良いようにはしないからね 貴方が憎んだ 染み、皺、垂水の三拍子 身体ごと燃やしちゃえば どれもこれも残らないものばかり どんなに騙されたって 貴方は泣いちゃいけない その芝居がかった涙が気に触る 可哀想なのは私 こんな時にもしたがるなんて本当にもう 救いようが無い あぁ なんかもうずっと前から 中身全部無くなっちゃって だけどまた誰かを否定しなきゃ 今にも心が破裂しそう? 私だって少しは悪い事したい 嫌われてもみたい 先生は体内を計算して 処方してくれるけど その傷跡は癒えないで これだけは残してね それは私 悪い私を示す 大事な印 |
あーあtricot | tricot | 中嶋イッキュウ | tricot | | そんな事を 言いながら 石鹸の馨り 正気で居られない これ以上 触れないで 溢れちゃいそう 怒りが 昨日も今日も くだらない話 笑顔で相槌を打つ毎日 くだらない話 笑顔で相槌を打つ私が くだらない くだらない 一番くだらないから 今日で辞めます 本当の事が分からなくなって行く不思議な環境 嘘の寿退社でお先に失礼します 名札を外してロッカーも空にして 制服も返してなんだかんだで あーあ 何度も同じ話に初めて聞いた振り 何度も同じ話に初めて聞いた振り はいはいはいはいはいはいはい はいはい はいはい はいはいはいはいはいはいはいはい はいはい はいはい 疲れました 疲れていましたよ ずっと 息ももたないし 歌えない お疲れさまでしたー。 |
節約家tricot | tricot | 中嶋イッキュウ | tricot | | どうしようもない躓き やっと気がつき「足を止めて」 これ以上はきっと無駄足 「ちょっくら休憩」 そのつもりで随分な長期休暇になって ぐさぐさと刺したり 抜いたりしているうちに 「朝の完成」 あ、あっという間に引き抜いて、変身完了 見た事無いでしょうこんなにも見事なの お、おっとおっと気に触ったかもしれないけど あんたなんぞに費やす燃料は勿体無い 私本当はとても生意気なんです 次回はどうか安易に見初めないでね ムキになっても良いけど どうせいつか許せるから 今のうちにお許し致します あれもこれも過去については拘らない 無駄なエネルギーは全て 私を照らす光へ変われ あ、あっ逃げ足だけはお早いようで感心 まぁまぁ此方人等追う気も然う然うないけれど なんせコストの削減は何より得意 精々来世もどうかご贔屓願います どうしようもない呟き やっと気がつき「手を止めて」 これ以上はきっと無駄だし 「ちょっくら休憩」 か弱き乙女に睨みを利かす 眼差しもまた良いのね 来世はちゃんと「その目で見抜いてね」 抜き足 差し足 忍び足 いつも同じテンポ 全く拍子抜けです 正直もっと大胆だと 想って居ましたよアナタ がっかりです 息が詰まりそうだったけど 平等じゃないし冗談じゃない とっちめてやりたかったけど 強くなりすぎてしまったみたい まっすぐ保っていられる ムキになっても良いけど どうせすぐに忘れるから 今のうちにお許し致しましょう どれもこれも頭悩ます程の問題じゃない そのエネルギーは全て 私を照らす光へ変えて進め め |
なかtricot | tricot | 中嶋イッキュウ | tricot | tricot | イマジネーション掻き立てるが 開発中の転送装置はまた失敗だ 忘れた頃にやってくる無情の中 あたしは強い とあるゲームの中 現実世界は頼りないから なんでも言うこと聞けよ 便利な世の中 ビニールまとっておいでください 君と2人吐き出した二酸化炭素の中 蹲る最中脳卒中だわ 気づいて欲しいもっと中の中 あたしにはまだある裏の裏 本当は使える超超能力で テレポーテーション あの子はあたしを知らない 何でも目につく時代 何にも目に入らない みんな嘘つきだから 何でも気になる時代 何にも気に入らない ビニールまとって君と2人 吐き出した二酸化炭素の中 蹲る最中胃の中はまだ 昨日の飯が消化不良だな 気づいて欲しいよもっと中の中 あたしにはまだまだある裏の裏 本当は使える超超能力で 君と言う物体をテレキネシス 視界は歪曲する 経度と緯度で狙い打つのに 返事はいつも的外れ 1ウン あの子はあたしを知らない 何でも目につく時代 何にも目に入らない 転送して欲しいあの星へ あぁ さいあく さいあく ずっと 長い長い長い長い長い言い訳の途中 淡い淡い淡い淡い淡い気体は苦痛 さいあく |
あふれるtricot | tricot | 中嶋イッキュウ | tricot | tricot | 目から鱗な事態 向こう岸では新たな時代 私は何にも知らない 革命的で斬新な舞台もお終い、また次回 この海では朝に聞こえる歌がある あの街にはもっとなんだってあるけど 甘酸っぱい問題ずっと抱えてる 暑い体ちょっと痛いけど ああ今に賭けてみたい 夢見ていたい ありのまんまで ああ今に見せてやりたい 触れていたい想像力で ねえ 喰われてしまうなよ 体の鱗は不揃いの輝き 完全なる水中生活を好み 逃した魚は追わない決まり だってきっともっと明日は大量のつもり 不作の新種は二足歩行で機械的 適材適所相応しいかは後に判る事 少しくらいは不安な旅がいいね 安全な場所などないのさ 君が今震えているのは弱いからじゃない 燃えているのさ ああ今は裏切りたい 溺れていたい弱いまんまで ああ何も恥ずかしくない ぶれていたい曖昧で この海では朝に聞こえる歌がある あの街にはもっとなんだってあるけど 甘酸っぱい問題抱える体は 今溢れる |
真っ黒tricot | tricot | 中嶋イッキュウ | tricot | tricot | 行列の中には 素知らぬ顔をして 万引きした者が 混ざっていた 疎くなった感性に 甘んじて ふわふわ 流されようとしている どこに隠れようが 思い出さぬもんか 頭隠しても振った尾っぽは 居場所を知らすのさ 雨に降られようが 明日が変わるもんか 心隠しても結ったおさげは 視界を揺らすのさ 揺らすのさ 宝箱の中は 素知らぬ顔をして 万引きした物が 光っていた 緩くなった正義感に 甘んじて きらきら 誤魔化そうとしている ふわふわ きらきら 何を盗られようが 無くなることはないわ 頭の中はまだまだ溢れ 尽きることはないわ 誕生日はきっと うまく祝えないわ 全部あげてもまだまだ足りないな 宝箱の中は君の髪がふわふわ 返しようのないものを 盗んだ爪痕を残して 行列の中では ふわふわ 宝箱の中は きらきら |
potagetricot | tricot | 中嶋イッキュウ | tricot | tricot | 心の膜が剥がれ落ちてゆく 優しいポタージュ色の キャラメルの味 アイルランドで コーヒー飲もうよ 世界がどうなっているとか 誰が悪いとか そんなことより 話したいことがあるわ 髪を切る時は 私の顔色を気にして欲しい あたしだけのものになんて いつまでもならないで どんなに硬い契約にも 心は報われない だって絶対なんて絶対にないから 小さな約束も守れないの知ってるし 最初から一生許してあげる つまりはあたしの一生をあげる たまには弱いところも見てみたい 笑っちゃうかもしれないね 不安ははたまた 無邪気な夜に 簡単に 消されるのだ 本当はたまには少し 強がってみたりしてみたい どうせ失敗するのは目に見えている 優しさだけがあたしの取り柄だから でも あなただけのものになんて いつまでもなりやしないわ どんなに硬い契約にも 心は縛れない だって絶対なんて絶対ないけど あたしの一生をあげる |
ブームに乗ってtricot | tricot | 中嶋イッキュウ | tricot | tricot | S.O.S 噛ませて応答して 謎の飛行物ブームに乗って 超常現象、研究結果になりたい 存在を認め警戒態勢 揺れてる ねぇ少しサバイバル 聞こえないふりを繰り返して 右左、上下 操作して その手で 腐らないうちに飲み込んで 浮いちゃわないように掴んでいて 今この身体は無重力なんだ S.O.S 噛ませて応答して 謎の飛行物ブームに乗って 揺れてる? 存在を認めて宇宙船 揺れてる ネオンの点滅は 故郷のあの星のよう 気を取られてる隙に 燃料切れ 意地張らないで流されちゃいなよ いつだって最先端はキラキラ 揺れてる ズレてる? ねぇ少しサバイバル 言葉は今役立たずだ 右左、チカチカ点滅して その目で月より美しいと言って きみは今役立たずか 投げ出されちゃったら息もできない空間 ねぇ少しサバイバル それでもいいから振り切って 宇宙で二人きりありえないかな? 古くなったりしないでね つまらなくなんてならないで 身体は無重力、抵抗できない |
危なくなく無い街へtricot | tricot | 中嶋イッキュウ | tricot | tricot | 胸の奥の奥の奥にすら何も無い 憶測の奥の奥の奥に丸い尖り 混ざり切らない分かり切った違い 君の更に奥に期待したくない 危なくなく無い街へ ひとっ飛び電波に乗って 知った気になってまた一人 ふと我に返り更に空っぽに 雲の上を歩くように不安と爽快感に浸り 煮え切らない分かり切った誓い 囚われている間に前に進めずに 余りある命どこかで期待したい 危なくなく無い街へ ひとっ飛び君を連れ出して 知った気になってたら一人 ふと我に返り更に空っぽに 例えば愛のない国にだって 呼び出すのならただ君一人 例えは“まだ君がいるなら”の話 我に返り空っぽに 空の上を歩くように不安と爽快感に浸り 憶測の奥の奥の奥に丸い尖り |
ワンシーズンtricot | tricot | 中嶋イッキュウ | tricot | tricot | 悋気の情を私にも頂戴 張り合いがない諸刃の剣 洞窟の中でまるで藻屑よ 上の空の上に何か見つけたい ワンシーズンで もうさよなら 視聴率はゼロ 続編はないわ 価値のないものに叩いた 金貨は錆びついた いつか輝いていた 彼女のように私はなりたくない ワンシーズンで もうさよなら 視聴率はゼロ 続編はないわ 洞窟の中でまるで藻屑よ 上の空の上に何か見つけたい ワンシーズンで もうさよなら 視聴率はゼロ 続編はないわ 洞窟の中でまるで藻屑よ 上の空の上に何か見つけたい 洞窟の中でまるで藻屑よ 上の空の上に何か見つけたい 悋気の情を私にも頂戴 張り合いがない もうさよなら |
順風満帆tricot | tricot | 中嶋イッキュウ | tricot | tricot | 単刀直入あの雲だってワザと 朧げな表情を浮かべているのに 土壇場で何故か高鳴る胸は どうしてかな 快楽と混ざるアテンション 振り切れないなら一刀両断 会社クビにならないわ 正真正銘順風満帆 あたしは微塵も躊躇わない 真っ二つにしてあげるよ アジアで今流行ってるヤバイ病は猿芝居 あたしの斬れ味に感心していたいのよ 今より少しだけ強くなるため 快楽と混ざるアテンション 振り切れないなら一刀両断 会社クビにならないわ 昇進証明順風満帆 あたしは美人も躊躇わない 真っ二つにしてあげるよ サイファー押し退けあたしの陣地はあたしが守らなきゃ 今より少しだけ強くなるため 毅然とした態度でいたいの |
低速道路tricot | tricot | 中嶋イッキュウ | tricot | tricot | トクトク低速道路 吸い込まれる夜 吐き出される朝 夢心地刻む トクトク低速道路 神戸ナンバー また思い出すわ |
秘蜜tricot | tricot | 中嶋イッキュウ | tricot | tricot | 終着駅は人ごみを 間引かれた群れ 掻き分け 光る霧の中 まだ半分夢の中でも君を探し出すよ 現実にある甘い香りはきっと素敵だ 腐った水の味 まるで蜜を探すように 嗅ぎ分け 安堵して眠る夜 繰り返す あゝ 繰り返す 信じていた分少しでも多く慰謝料頂戴 この夢から覚めたらきっと素敵だ まだ半分夢の中でも君を探し出すよ 現実にあるあの甘い香りはきっとステキだ 信じていた分少しでも多く慰謝料頂戴 この夢から覚めたらきっと素敵だ 終着駅は人ごみを 間引かれた群れ 掻き分け ヒカルキリノナカ |
みててtricot | tricot | 中嶋イッキュウ | tricot | tricot | あ あれみて あ 見ちゃだめ もうこの世に 産み落として 裸で あ、見定め 人間には まだ見えないか 見て みてて 糞食らえ 見て みてて みててよ あ 忍びない 揺り起こして 開始から 勝手気ままで 足りない あ 部品が 一つ二つ 落ちてっちゃって 待て みてて 糞食らえ 待て みてて みててよ 見て みてて 見て みててよ 見て みてて みててよ 見て 見て みててよ 見て 見て みててよ |
右脳左脳tricot | tricot | 中嶋イッキュウ | tricot | tricot | 右脳左脳がバトルしている 渋谷ステーションの午後9時 ゴングはずっと前に鳴らした 解決だけがゴールじゃない でも戦わずしては何も得ない 愈々やって来ましたこの時が 天使と悪魔が会議してる 茶店で一杯茶をしばく 着地しない会話が漏れている 日々は悲しいことだらけ 夢は厳しいことだらけ 大至急救ってほしい 靴づれにさえメンタルヤラレそう 隠居したい 昨日の苦悩も忘れたい 全部無かったことにしない? 大した事のない人生でいい 有能なの?見定めたい 探ってみたい君のNO 挨拶代わりに遊ぼう 合わない2人の歩幅は ゴールのないウサギとカメみたい 今は切ないことまみれ 君はいけないとこだらけ ふと考えると命懸け 長年守ってた誠実さは捨てた 右脳左脳がバトルしている 渋谷ステーションの午後9時 ゴングはずっと前に鳴らした 有能なの?見定めたい 探ってみたい君のNO 本当は誰を想っているの? 昨日の苦悩も忘れたい 全部無かったことにしたい 大したことのない人生でいい? |
混ぜるな危険tricot | tricot | 中嶋イッキュウ | tricot | tricot | 飛行場 低空飛行は長期戦 滑走路工事中 勘違いの不本意な不時着 燃料欠乏しちゃった 空の世界には備えは無いから憂いだらけさ 現在重役は長期休暇中 気持ちを洗浄中... 明日へれっつらごー どうして混ぜたら危険なのかな? わかんないな わかんないからいつか誤って交ざってみたいな 似てるようで少しずつ特性が違うからね 私たちは毒に成りかねない |
おまえtricot | tricot | 中嶋イッキュウ | tricot | | あたしはあたしと毎日暮らさなきゃいけない ああ疲れた朝も悲しい嘘も感じなきゃ おまえが世界で一番うるさい わかってんのか? おまえが世界で一番わかっててくれよ あたしはあたしとお喋りしたくないから 誰かがいないと息が詰まる このザワザワを君に聞かせたいよ 嫌われるだろうけど いつだってあたしが あたしを守って 味方してあげるよ おまえが世界で一番うるさい わかってんのか? おまえが世界で一番わかっててくれよ 会社も学校も 全てばっくれても あたしはあたしを休めない 悲しみも痛み も寂しさも悔しさも 歌うしかないのさ ララ! |
サマーナイトタウンtricot | tricot | 中嶋イッキュウ | tricot | | 二度目の入眠は 極上にスウィート また同じ夢を見られるかしら さっさとクソ高いダイヤでもちょうだい 期待だけさせてまた裏切るのね 一夏のスウィート 確かめ合ってまじで身勝手 こんな人はじめてだけど 今夜だけ 今季だけ 今年だけだよ ダーリン 二度目の入眠は極上にスウィート また同じ夢を見られるかしら 朦朧としてたっていいのよダーリン また同じ夢に 溺れたっていいでしょう 今頃あたし笑ってたはずなのに あなたのため 目を瞑っていたのに 期待だけさせてまた裏切るのね 一夏のスウィート Ah~ おかしな夢だわ だけどまだ目覚められない どれほどの時が 流れているのか怖いわ おかしな夢だわ だけどまだ目覚められない どれほどの時が 流れているのか怖いわ 確かめ合って まじで身勝手 こんな人はじめてだから あの子だって 呆れたって もう わたしだけだよ ダーリン 二度目の入眠は極上にスウィート また同じ夢を見られるかしら 朦朧としてたっていいのよダーリン また同じ夢を望んだっていいでしょう ああ今風が私を追いかけるわ ああ運が私を離さない あああなたは永遠の眠りに就くわ この一夏の落とし前だよ ダーリン |
WARPtricot | tricot | 中嶋イッキュウ | tricot | | 飛ばしてみな遠くの方まで 自慢の周波数でワープワープ 障害物などないこの世界 潜り抜けすり抜けて会いたい 教えてもっと詳しく調べて 光のスピードで 299792458.... ここから月まで2秒もかからないはずでしょう 科学的根拠で証明して ワープワープ 飛ばしてみな遠くの方まで 自慢の周波数でワープワープ 障害物などないこの世界 潜り抜けすり抜けて会いたい 織りなすダンス 霊界につながる扉 円になってゆけ 呼び出せ神様 ついにやって来た 今宵のチャンスも この有様 どう神様 可もなく不可も無く生きてきたけど 間も無く通信途切れます 中心人物になれなかった人生沈静 ここから先有料になります 無秩序の入り口こちらです お帰りの方はこの時間 選択肢タクシーのみ でも人生Uターンできないと知ってガーン 歳って残酷に刻まれるのかな それとも深まるのかな 不安に根拠はない 知らぬ間に悪事に加担 参った参ったまあいっか 負けるが勝ち タチの悪い私の幸 あきらめも肝心な感じで残忍、 な世の中ほんまにカンニン さっさとワープワープ いつか誰かがどっかから迎えにきて脱出するつもり それまでの暇つぶし十分に楽しむつもり ワープワープ いつなの誰なのどこなの? ワープワープ |
體tricot | tricot | 中嶋イッキュウ | tricot | tricot | 水面浮遊する殻のような體 露骨な絡繰りさその奇薬 余らせた心拍数も水の泡 バラバラにしたい 冷たい視線が背に降り注ぐ予報 晴れないまま渦を巻く疑惑 行き先を覆う鳥肌の群れ 捕まり歩けない ため息あともうひとつで破裂寸前の食わせ者 浅はかな観測にてまた起爆ギブアップ 見ていたい 一巻の終わりを 背後からぶたれる感覚 胸の中に潜む悪魔がまた育つ ぶら下がるその体の格パーツ まるで自分のものじゃないみたいに 邪魔で重いでしょう バラバラにしたい? バラバラにしたい バラバラにしたい? バラバラにしたい |
幽霊船tricot | tricot | 中嶋イッキュウ | tricot | tricot | 幽霊船は帆を立てて 毎晩宝の山を あたしに見せてくれた いつからか見えなく なったよ 大衆から限りなく遠い ベッドの海に沈む体から脱したいけれど 別に勝たなくても誰にも負けてないのに わからなくなるよね 消えたい夜に汽笛は鳴らなかった 冷たい朝を待つだけ 平穏な生活は取り沙汰され 窮屈な配慮に支配される 誰にも見えないところだけが 綺麗に腐ってくよ 迎えにきてよ あの子は最新型の嫌味で誰かを蹴落とす道具を10万そこらで契約したのです あいつは最新型の愛を分裂させて誰かを悲しませるため月々の金を払う 消えたい夜に汽笛はならなかった 朝を待つだけ 冷え切った肌にまだ残ってる 憂鬱な体温に支配される 誰にも言えないことだけが あたしを保っているよ 幽霊船は帆を立てて 毎晩宝の山を あたしに見せてくれた いつからか見えなく なったよ この銀河で一番静かな時間さ キッチンからは あなたが居なくなった音が聞こえている |
悪戯tricot | tricot | 中嶋イッキュウ | tricot | tricot | 君がいない夜 まっさかさまのブランコ 眠れない眠れない バイ菌だらけの優しさの中 賞味期限切れのセーター 君のお気に入り 誰かにとって我楽多でも 大切にしたいな 埃舞う まるで雪の中 踊っているみたい 綺麗でしょう こんな夜くらいは悪戯させてよ 何にもいらないから 目の前眩むイルミネーション 弾ける粒の中潜って覗いてみたい 騒ぎ出す群れの中でいつも 人間のふりをしていた 毎晩抜け出しては私 君と同じふりをしていた まっさかさまのブランコ 眠れない眠れない 銀色の包み紙の中は タイムマシーンの味 こんな夜くらいは悪戯させてよ 何にもいらないから 目の前暗む馬車のタクシー 何にもなりたくなかった 騒ぎ出す群れの中でいつも 人間のふりをしていた ガイコツの君と手を繋いで 踊って痛かったんだ 踊っていたかったんだ |
あげないtricot | tricot | 中嶋イッキュウ | tricot | tricot | あげないつもりで |
炒飯tricot | tricot | 中嶋イッキュウ | tricot | tricot | 今日も明日も眠たいね 嫌な事あると腹が減るね いいことあっても食べるけど これくらいなら 食べれるとおもって 作りすぎるのも 毎回のことで 自分のこともわからないな あたしもきっと大人になる 自分のこともわかるようになる 大人になっても食べたいな 脂の多い肉 大概のことは 思い過ごしでも 信じてみたかった 男らしい君のセリフ 夢みたいな暮らし 釘を刺す事はできない 危ぶまれる計画自体 辞退したい事態 あたしたちが生きた そんなこんな時代 駆け足で過ぎる未来 予定してたより慎ましい みたい あー大嫌いが 止まらないような あべこべな夜も いつかはきっと明けてね 君と終えた暮らし 覚えておく事はできない 危ぶまれる生活でも 期待したい未来 あたしたちは生きる そんなこんな時代 駆け足で過ぎる未来 予定してたより美しい みたい 嫌いになりたい 今日も明日も眠たいね 嫌な事あると腹が減るね いいことあっても食べるけど これくらいなら |
箱tricot | tricot | 中嶋イッキュウ | tricot | tricot | お近くのゴミ箱に喋りな 言わんこっちゃ無いダメになっては お近くのゴミ箱に喋りな 誰もいない国で笑う 君のような尸の上を歩き 昨日食べた夕日を吐き出す 言わんこっちゃ無いダメになっては お近くのゴミ箱に喋りな 言わんこっちゃ無いダメになっては お近くのゴミ箱に喋りな 尖った数字に弄ばれて 不安の土に埋まる 今こそ勝負の分かれ目 ここ1番に無気力な君さ 掃いて捨てるような 夜な夜なお悩みのお掃除 誰のせいでもないことばかり 全ては神様の計画と諦め 消えてくれたら 笑えることばかり 今こそ進めよ全身全霊 前例のないシュチュエーション 全てのトラブルが自分のストーリーの仕立て役に感じるわ 言わんこっちゃ無いダメになっては お近くのゴミ箱に喋りな 言わんこっちゃ無いダメになっては お近くのゴミ箱に喋りな |
暴露tricot | tricot | 中嶋イッキュウ | tricot | | 夕方過ぎに点けたテレビで君によく似た人を見つけた 初めから全て決まっていたとしたら 悲しみとかあるようでないのかもしれないな 手に入れた鉄の心はたまに少し重すぎる 心蝕んでた君を今許すとしよう 青い青い青い霧の中 忘れられていた温もりと 熱い熱い熱い熱い気持ちさ これはあの日と同じ匂い 匂い もしもまだ誰も知らない言葉があるとしたら 意味なんてあるようでないのかもしれない 自分に褒美をやろうにも 欲しいものなど何もない 青い青い青い霧の中 凄まじい風を浴びて 軽い軽い軽い軽い気持ちさ これはあの日と同じ匂い 匂い 君の瞳はユーモラス 笑顔はユーフラテス マドモアゼル、また見てみたかったよ 熱くなると溶ける脳はアイスクリーム 本当は少し期待していた 誓うのはやめて違うままで居よう 青い青い青い霧の中 忘れられていた温もりと 熱い熱い熱い熱い気持ちさ これはあの日と同じ匂い 今すぐに暴かれたい たとえ全て剥がされても 胸を弾ませていたいのよ まるであの日と同じように |
いないtricot | tricot | 中嶋イッキュウ | tricot | | 聞こえることのない誰かの声に 呪われているのさ 陽気を身に纏ったあの春はもう来ない 合わせてばかりのこの冬が終わったら 新しい季節にはねえ何が来るの? 破片でいいからあなたを探している わかっていたって振り返ってしまう もういない君の記憶を 辿りたい 今更 嫌いにならないで 春も夏も秋も冬も 聞こえることのない誰かの声に 呪われているのさ 妖気を身に纏ったあの人はもう来ない 囚われ続けていれば何か意味はあるの? いつかこの心が解けますように 美しい口実をずっと探している わかっていたって振り返ってしまう 何度だって振り返ってしまう もういない君の記憶を 辿りたい 今更 嫌いにならないで 春も夏も秋も冬も いない君の記憶を 奪いたい 今から 嫌いにならないで 大切にするから いない君の記憶を 守りたい だから 嫌いにならないで 春も夏も秋も冬も 聞こえることのないあなたの声に 呪われているのさ |
Dogs and Duckstricot | tricot | 中嶋イッキュウ | tricot | | わんわんわんわんわんわん ワンワンワンワンワンワン わんわんわんわんわんわん ワンワンワンワンワンワン... Dogs and Ducks Dogs and Ducks Dogs and Ducks Dogs and Ducks わんわんわんわんわんわん ワンワンワンワンワンワン わんわんわんわんわんわん ワンワンワンワンワンワン... Dogs and Ducks Dogs and Ducks Dogs and Ducks Dogs and Ducks... La la la la la... |
餌にもなれないtricot | tricot | 中嶋イッキュウ | tricot | | 散々な話聞かされ私 目も当てられぬ日々 ヒビ割れる関係性 貧乏暇なし相当な暮らし 構うほどの余裕なしに試し打ち 苦い 月に寝転がって 誰にもバレないパレード 夜な夜な行進を待つの プラスチックの精霊が舞うよ ウォーキングウォーキング 街には腹を満たしたゾンビの群れ ウォーキングウォーキング ひときわ輝くコンビニエンスストアで 今月もギリギリ足りない兆し テンションは下がり気味 心拍数は急上昇 簡単な話いのち短し 人生ただの暇つぶし 笑うかどに憂いなし 月に寝転がって 誰にもバレないパレード 夜な夜な行進を待つの プラスチックの精霊が舞うよ 月に寝転がって 誰にもバレないパレード 夜な夜な行進を待つの プラスチックの精霊が舞うよ 餌にもなれない ひときわ便利な世の中で ウォーキングウォーキング 腹を満たしたゾンビの群れ ウォーキングウォーキング ひときわ輝くコンビニエンスストアで ウォーキングウォーキング ウォーキングウォーキング… |
カヨコtricot | tricot | 中嶋イッキュウ | tricot | tricot | 衝撃波まるでスローモーションのような 日々を過ごしていたら あっという間に誰もいなくなってた 日々を平らげるには時間がかかりすぎて バイバイわたしも行けるでしょうか どこかへ 全身を這うソニックブーム 打たれても良いから出る杭になりたい 都合の良い時だけ神頼み襷繋ぎ 息もできない情報の圧張り裂けそう 言葉にできないけれど体が熱を帯びているよ はぁ、やっと息継ぎ つま先から滲む 昨夜無理をした余韻 決して言えないけれどねえ 昨日君の上でベージュ色の銀河を見たよ 生暖かい星空の下 危ないあなたの表情を見ていた 早朝の駅、まだ、 被害者の風が強い バイバイわたしもまだ 言えるでしょうか 自分にバイバイ 早朝の駅、まだ、 被害者の風が強い バイバイわたしもまだ 言えるでしょうか 自分にバイバイ バイバイ 衝撃波まるでスローモーションのような 日々を過ごしていたら あっという間に誰もいなくなっていた 日々を平らげるには時間がかかりすぎて バイバイわたしも行けるでしょうか どこかへ ああ世の中あたしだけまだ 熱を持ってるみたい 決して言えないけれどねえ バイバイ 無謀を身にまとい 静寂の行進さ 平に均されたあたしの上を 人々の群れは行くのよ 最大のミスはまだ あなたわたしの中にいるみたい いるみたい 早朝の駅、まだ、 被害者の風が強い? バイバイわたしもまだ 言えるでしょうか 自分にバイバイ 早朝の駅、まだ、 被害者の風が強い? バイバイわたしもまだ 言えるでしょうか 自分にバイバイ 平に均されたあたしの上を 人々の群れは行くのよ 最大のミスは まだあなたわたしの… 決して言えないからね もうバイバイ 無謀を身にまとい 静寂の行進さ |
ひとやすみtricot | tricot | 中嶋イッキュウ | tricot | tricot | 人生山あり谷ありスキップする技もあり なるべく美人になる魔法 毎日かけてもきっかり間に合わなかった 板につかないや どんなに主張したって 感情に価値はないって 鑑定士も頭をかかえる 長くはない長くはない長くはないから足掻いたりしない 勿体無いからちゃっちゃと バイバイ もうたくさんもうたくさんもうたくさんもうたくさんだわ 帰りたいから お勘定頂戴 ヒリヒリしてるよさっきの言葉で キュートなハート火傷しちゃったのかな ここで少し休んでいい? ハイヤーハイヤー、今すぐ来て まるでチープなドラマ 伏線は張ったまんま 尾ひれだらけのきみの言い訳 気にしないで どうぞ後生大事に もう争わない争わない争わないから嵐はこないけど 行き場がないからピットイン バイバイ 抗わない抗わない抗わないもう会わないから 絡まっちゃって参っちゃう夜更け 帰りたいから 今すぐ来て |
いつもtricot | tricot | 中嶋イッキュウ | tricot | tricot | 味気ない、味気ない遊戯に 忝い意味を足して 揺るぎない、揺るぎない許せないが 意味を失くしてゆく ずっと聞こえていたのさ もう仕方がないのね きっと描いてたのは やっとの思いの贅沢だった いつも正直に願い それも偽りの中にあるのよ 探せば探すほど失せてゆくの また空回りしてる あたしじゃない、あたしじゃないそれは 指を鳴らして変身 あどけない、あどけない嘘が 意味を成してゆく ずっと聞こえていたのさ もう仕方がないのね きっと描いてたのは やっとの思いの贅沢だった いつも正直に願い それも偽りの中に いつも正直に願い それも偽りの中にあるのよ 探せば探すほど失せてゆくのまた いつも正直に願い それも偽りの中にあるのよ 探せば探すほど、ないよ ないよ 意味をなくしてゆく |
スーパーサマーtricot | tricot | 中嶋イッキュウ | tricot | tricot | ねぇサマー暑すぎる夜は 姉様、冷たいのが欲しい ねぇサマー割り切れるくらいが ちょうどいいよ ねぇサマー探しに行こうよ 姉様、メガネを外して ねぇサマー見えないくらいが ちょうどいいよ 誤る誤る誤る誤る過ちだらけのスーパーサマー 必ず可為らず必ず可為らず必ず忘れな今夜の様は SUPER SUMMER… (夜王!) 誤る誤る誤る誤る過ちだらけのスーパーサマー 必ず可為らず必ず可為らず必ず忘れな今夜の様は 笑える藁得る笑える藁得る笑えるくらいにスーパーサマー 左様ならさよなら左様ならさよなら左様ならさよなら 憂き世の無礼講(フィーバー) |
ティシューtricot | tricot | 中嶋イッキュウ | tricot | tricot | 乙女の罪は所謂 音の積みの中に眠る かくかくしかじか隠して まるさんかくしかくと 命を絵賭けていく 降りたい 気持ちの中 降りれない ちょっとヘマをしただけだったの今世 輪廻はなんせまだ きっと繰り返される まるで人生言い訳だらけ 良いわけないけど 飛びたい 気持ちの中 弾けたい 素っ頓狂な 悶着を一つ二つ起こしたって 想像は自己責任 君の声の中に住めたら とっくに狂言をばら撒いているわ ちょっとヘマをしただけだったの今世 輪廻はなんせまだ きっと繰り返される まるで人生言い訳なだけ 良いわけないけど ふわり 君のため息 その風で揺らいでしまう わたしの覚悟は ずっと頼りなくて 笑われているわ |
言い尽くすトークします間も無くtricot | tricot | 中嶋イッキュウ | tricot | tricot | 言い尽くすトークします間も無く 言い尽くす遠くs… ああ 今もまだ思うがまま 生きていますか貴方らしく ああ 言えないなら 言わなくていいから ああ 会えないなら 会わなくていいから 文明が繋ぐ縁であっても良いよ 今世紀最大の大発明 言い尽くすトークします間も無く 言い尽くす遠くs… まっさらな明日も真っ黒な昨日も もう直ぐ終わる最新型の青春 日の目を浴びるその時まで 取っておいた才能の使い時 運命が変わる春を待っても良い? 今世紀最大の大革命 言い尽くすトークします間も無く 言い尽くす遠くs… |
エンドロールに間に合うようにtricot | tricot | 中嶋イッキュウ | tricot | tricot | 背伸びしっぱなしで 疲れた足を解放 スイッチオフ 頭の中は本音が自動再生 うるさいな 焦ったいよ 言葉などいらないいらないもういらないわ どうせいつもいつもいつもまやかしだらけだから 今 この融通のきかない息遣い、信じたい エンドロールに間に合うように 特別でいたいなら ほんの少しくらいはいつも 損しなければいけないよ 冷たい目線の先に 未来を見てるちょっとだけ 誰にも測れない プライドの数だけ傷ついていく 言葉などいらないいらないもういらないわ どうせいつもいつもいつもまやかしだらけだから 今 この融通のきかない息遣い、信じたい エンドロールに間に合うように 根比べでは恋は叶わない ああ夢みたいだけど 夢じゃ意味がない 冷たい目線の先 未来が見える ちょっとだけ どうかあなたは 傷つかないで 言葉などいらないいらないもういらないわ どうせいつもいつもいつもまやかしだらけだから 今 この融通のきかない息遣い、信じたい エンドロールに間に合うように ゆけ |
不出来tricot | tricot | 中嶋イッキュウ | tricot | tricot | 午前四時の空あの歌がよく似合う 君が胸を痛めていたようなニュースで画面が埋まる 理不尽な人々を恨み私は今日も息をひそめるのさ さようなら 気味が悪いよ 君が悪いの? 君を生かすことができなかった世界なんて本当カスみたいだ 君の描いた曲が今日も誰かを生かしているの本当カスだな 寂れた感情が渦を巻く日も 歪んだ音をつければ少しドラマティックさ ああ不出来なあたしの方が残って 鈍感に笑って生きてるなんてウケるな 私が生きてる世界は今日もマジでカスみたいなことばかりだけど 君の描いた曲が今日も私を生かしているの 許してね 午前四時の空あの歌がよく似合う 歪んだ音をつければ少しドラマティックさ |
ステンノーtricot | tricot | 中嶋イッキュウ | tricot | tricot | 厄介な口先はいつしか身を滅ぼして どこへ行ったって難儀に諛うばかり 心細くなるの? このまま他の世界知らないまんまで 光はどこへ ああ クローズしてゆく脳内 もう誰も君を止められない お前のともし火に構っていられない 一分一秒を争う 華やぐあたしのタイムリミット スウィッチ押すならいますぐ 情けなど捨てちゃいます 棘を持った言葉はいつも自らに向くよ 釈然としない時間長らえるばかり 君を見てギョッとしてるの皆 刺さったまんまで 最後はどこへ ああ トレースしてゆく空白 もう誰もあたしを解せない スウィッチ押すならいますぐ 情けなど捨てちゃいます 天地をなくしてゆく期待 もう誰も悪魔を止めれない こんなところにはもう居られない 離れたい 一分一秒を争う 華やぐあたしのタイムリミット 前人未到になりたいから ごめんね ああ粉骨砕身で、かつ勇往邁進で 確かに満身創痍ではあるんだけど 何だか、何となく それほど不運ではないみたいな現状 |
鯨tricot | tricot | 中嶋イッキュウ | tricot | tricot | 目眩く華やかな世界があたしを取り巻いて 誰かがそれを欲しがっても あたしはただ長すぎる寿命を待つだけで良かった 哀しみの夜明けを大きな鯨みたいに 浮ついた気持ちのまま 忙しさに身を任せて居たかった だけど今呼吸が早くなってゆく この心が誘うまま泳ぐわ 涙で作った海で旅に出るの ずっと遠くへ行けるようにね もっと泣いて泣いて泣いて泣いて 行くわ 美しい者から順に摘む神様はきっと 果たした命に極上の楽園を 用意してくださる事でしょう 目紛しく刺さる 水面の煌めきも痛くはないよほら いくつもの小さな過ちも消えないで あなたに見せたい私の海を 痛みも苦しみもない島へ着く頃には きっと涙も使い切っているわ 長い命を泳ぎ切ったら 楽園で会いましょう |
アンドロイドtricot | tricot | 中嶋イッキュウ | tricot | tricot | 皆何時カハ忘レル 人間ダッタ事ヲ インプットサレタ記憶ハ 今ヤ冷タイ鉄ノ身体ヲ伝ウケド 本体ハ何処ニモ無イ 大キク成ッタ集合体ガ重力ニ引カレテ 巫山戯合ウ夜ノ底ニ沈ム 皆五日デ忘レル 血走ッテ居タ過去ヲ 私ハ行クワ銀ノ体ニ反射スル青 何モ無クナッテ仕舞ッタ地面ヲ直走ル アレモコレモ無イ君ノ居ナク成ッタ風ヲ切ル 崩壊シタ世界ヲタダ只管端迄走ル 沈殿した 我々のエネルギーは分散し宙を舞っていた 私は行くワ銀の体に反射スる青 何もナクナッてしまッた地面ヲヒた走る あれモコレもなイ君のいなクナった風を切ル 血の通わなイアタしにもハや恥などナイよ インプットされタ記憶は今ヤ 冷タイ鉄の身体をつたうけど 本体ハドコニモナイ 膨大ナ感情ハ粒子とナッテ冷凍保存 私は行クワ銀ノ体ニ反射スル 青い空 |
OOOLtricot | tricot | 中嶋イッキュウ | tricot | tricot | 脳停電したオフィスビルの中 同僚は怒ってしまう 嵐のように雷のように 培った仮面が剥がれていく 係長の自慢話は まだきっとずっと長くかかりそうだ 今のうちにトンズラして 広い世界で結婚しよう 引く手数多の敏腕選手は 一ヶ月で退社した 私服の君に少し緊張した 愛嬌を忘れた君を愛してる 飛び出してしまえば きっとヒーローさ お局様の世間話は まだきっとずっと長くかかりそうだ 今のうちにトンズラして 広い世界で結婚しよう 官能的な週末を約束してね 不十分な私を見下してね |
模造紙ヒデキちゃんtricot | tricot | 中嶋イッキュウ | tricot | tricot | キッチンを蒸らす熱湯の泡が踊る穴が空いた壁に誰か の生活を思う私は誰かの次私にいるは誰かの次にいる いつも誰かがいた場所に立ただひたすらに泳ってるい でいれば良か不安を消すために息が出来ないく今日は ずっとここに居なきゃらいに集合住宅の明かり目覚ま しい生活たち集合住宅の明かり浅ましい想像に目覚ま し騙されたい生活たちとか無理して憧れた浅ましい想 像にだまさ私は誰かの次にいるれたふりして憧れた郵 便物が騒がしい特別な日が少なくなっていく事に今日 は忙しいから気付いたりし明日も忙しいからってない でただまるでよくひたす知っていたあの人みたいにら に泳いでいれ泳いでいれば良かったば集合住宅の明か よかった息が出来り目覚ましい生活ないこ郵便物が騒 がしいとに気付かとか浅ましい想像ないくらいに騙さ れたふりして憧れたキッチン特別な日が少なくなって いく事に気付を蒸らす熱湯の泡いたりしなと踊るいで ただひたすらに泳いでいれば良かった汚れたエプ目覚 ましい生活たちとかロンは私のドレ息が出来ない事に 気付かないスくらいに特別な日が少なくなってキッチ ンを蒸らす熱湯の泡と踊る穴が空いた壁に汚れたエプ ロン誰かの生活を思うで私不安を消すために今日はは 何度だって汚れたエプロ気付かないくらいにンで私不 安を消すために今日はは何度だってずっとここにいな きゃあれ?ずっとここにいなきゃ終わってる?ずっと ここにいなきゃ本当の事言ヒデキ頑張ったよわずに笑 ヒデキ頑張ったようことを選んだそれでも続んーーけ ばマシだったねえ聞いてる?かなあヒデキ頑張ったよ あの人みたいにあの頃の二人にエスケープしたあれ? |
一度きりでいい坂本真綾 | 坂本真綾 | 坂本真綾 | tricot | tricot | 半信半疑なのは 今私の善悪が 来世の偏差値に影響するとかしないとか やんわり脅されている 毎日 No,欲しくないの もういらないの ああ No,やりたくないの もうできないの これ以上 一度きりでいいわ 私が生きるのは これで最後にさせて 一度きりでいいなら 本気出して生きてみる 死ぬほど 因果応報などと言って 誰もが冷ややかに 落ちてく人影が見えても見えないふりできる 減点を免れている 上手に No,何度やったって どう変わったって それほど 一度きりでいいわ 生まれ変わるなんて これが最後だと言って 一度きりだけなら 本気で誰か愛したりできる 色は匂へど 我が世誰ぞ と 記した人の名を忘れても 言葉は 一度きりがいいわ 風光明媚なこの世という眺め 見納めと思えば 憎んでいる暇などない 生きてやる 一度きりなら 本気で やりつくしてしまうわ ああ 命を 使い切ってしまうわ |
おとずれtricot | tricot | 中嶋イッキュウ | tricot | tricot | 玄関のドアを叩いて つま先を滑らせて 迷い込んだ温もりは 知らない 君から危険取っ払って 私から不安を奪っていく 絶妙なバランス だけど ラッタッタッタ君となら 踊れちゃいそうだよ 今まで見えてた景色と 随分違うの ああ私きっと、これからもずっと どうせ普通になんかなれないし 護ってあげるよ たとえば今頃 お互い別の幸せがあったとしたって 知らないまんまでいいよ そばに置いて 脳を突き刺す冷たい記憶 左様ならさようなら 磨いた剣に映る私は もう狙ったら逃さない未来も何も ラッタッタッタ… ああ私きっと、これからもずっと 時折驚き取り乱してしまうのだろうけど たとえばお互い"いえない傷"を 隠し持っていたとしたって 知らないまんまでいい ああ私きっと、これからもずっと どうせ普通になんかなれないし 護ってあげるよ たとえば今頃 お互い別の幸せがあったとしたって 私以上はいないよ |