シンガーhalcaが7周年で改めて歌に籠めた感謝と想い『halca live 2025 playloud -ROAD TO 777 special-』 レポート 2025/07/22
シンガーhalcaが7周年で改めて歌に籠めた感謝と想い『halca live 2025 playloud -ROAD TO 777 special-』 レポート
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メジャーデビュー7周年を迎えたシンガーhalcaが、バースデー前日の7月6日(日)、新宿ReNYにて『LAWSON presents halca live 2025 playloud -ROAD TO 777 special-』を行った。酷暑の都心・新宿を一層熱く燃えさせた7周年記念ワンマンライブをレポートする。

当日は朝から快晴となった東京、新宿。YouTubeで連日公開されたリハーサルの模様によるカウントダウンでこの日を待ちわびたファンが早くから物版に集結する大盛況。FM FUJIのラジオ番組『キミの隣』でhalcaが呼びかけた持ち物、「愉しむ心」「水分」「体力」を携え、紅白のライブタオルと背中に羽根がプリントされたライブTシャツに身を包み整然と入場したファンは、関係各所と有志によるフラワースタンドに出迎えられる。場内上部中央にhalcaロゴが大きく掲出され、ステージ上はヘッドに『777』のロゴが目立つドラムセットなどバンド機材、左右にお立ち台のシンプルな構成。新宿ReNY名物のサブモニターに外周を囲まれたフロアは、スタンディングながらも譲り合うマナーの良さを感じさせつつ熱気が充満。バンドメンバーに続いて、イメージカラーの白いビスチェとデニム、金属のアクセサリーをポイントに配して決めたhalcaが登場。一際大きな拍手で迎えられると一瞬暗転、白くペンライトが点灯した客席へ

「皆さんこんばんは、halcaです」
と告げ『告白バンジージャンプ』へ。モニターではトライアングルのグラフィックが展開、高BPMで転調が繰り返されるメロディに「言えそうで 言えない 恋モヨウ」「あなたのことがす、す、す、す、すーーー」とアンニュイな女子の想いが自由に発露する前山田健一らしい難曲を唄い上げ、客席は新宿ReNYのルール「連続ジャンプ禁止」に従って身体を精一杯伸ばして盛り上がる。
「みんな、今日はよろしくお願いします」
と『時としてバイオレンス』へ。halcaへ多数の詞を提供する宮嶋淳子の「愛というには激しくて そっけないのに優しくて」「Neither 愛nor 未来」というフレーズを情熱的に韻を踏み、脚を蹴り上げる激しいパフォーマンスに観客も激しいヘドバンで応える。halcaは
「改めまして、『こもじでごもじ』」
とお馴染みのフレーズに客席と
「h! a! l! c! a!」
と声を揃え
「halcaです、ようこそ」
と挨拶し、歓声を浴びる。


「リハーサルをしている時から、凄く凄く暑いなあ…と思ってて、みんなもね、まだ始まったばっかりだけど、暑くて疲れてるんじゃないかな、汗もかいてるんじゃないかな。お互いこまめに、お水を飲んで、しっかり汗もかいて涼しく過ごしましょ…いや、涼しくとかライブで言っちゃダメだな(笑)熱くなりましょう!」
と笑いを誘いつつ賛同を得ると、生即興BGMに乗って水分補給。
「みんなも呼吸が整ったかな、ということで、盛り上がる準備出来てますか?」
と扇動し『瞬間最大風速』へ。疾走感溢れるメロディに「Yeah!」「crazy moment」と特徴的なリフレインをシャウトし場内を扇動。アニメタイアップ3連発から一転してのポップなラップミュージック『ほんとしょーがない』では自ら作詞を手がけた「片方だけはぐれた靴下があきらめられない」「迷子なのに道聞かれるのなに?」「スイッチが不明の急なお説教 詮索されまくる帰り道」というやり場の無い女子の憤りを「なんか ほんと しょーがない」という中毒性のあるフレーズに織り込む。『IN THE BRAIN』では眉間に皺をよせ、頭を叩き唇を引っ張るお茶目なポーズを交えて山崎真吾と共作した「頭にノックノック」「サーセン! サーセン! 超サーセン!」という痛撃を力を込めて吐き出し、観客が「Oh Oh Oh Oh」と共感を寄せる。

「愉しんでくれてますか?。halcaはですね、どんだけ愉しいかというとですね、イヤモニの中に汗の泉が溜まってですね、左耳がちゃぷちゃぷいってます(笑)皆さんも最後まで覚悟しておいてください(賛同の歓声)。
毎年節目に『デビューさせてもらって、本当に嬉しいです…』みたいな話をするんですけど、その想いは変わってません。どうして続けられるかっていうと、応援してくださる皆さん、仲間がいるからなんですよね。いつも本当にありがとうございます(大歓声)
デビューするまで大変だ…と思ってたけど、デビューしてからが大変だって、本当に7年経っても改めて本当に愉しい毎日を過ごさせてもらってます。
ライブの後にこの曲聴きたかった…とか聴けて良かったっていつも発信してくれてありがとうございます。今日は皆さんとhalcaの『あの曲ライブで』っていう願いが叶うと良いなと思っています。次に唄う曲は久しぶりの曲になります。愉しんで聴いてください」
と告げ、コレサワ作詞作曲による『君だけ』へ。ピンクのライティングが灯ったステージで白いスポットライトを浴び「ここは窮屈すぎて マジ 泣けないわ」「めんどくさいなんて君は言わないで」と思春期特有の切ない想いを唄い上げる。暗転しスポットライトに照らされたhalcaは『うそじゃないよ』で宮嶋淳子による「誰より君が好きだった うそじゃないよ ああ」と恋愛と友情の狭間で揺れる少女の想いを熱唱。



「久しぶりの曲を続けてお届けしました。愉しんでくれているのが表情から伝わってきました(賛同の拍手)。
セットリスト凄く悩みました。7周年の記念ライブとして…セットリストを考える時に、順番になんかこの曲が…って選ぶだけだったらなんかつまんないじゃん。自分が愉しめるように、心の動きとかを汲み取って自分と相談して、気持ちを伝えたいなっていう想いで、セットリストを組んでみたんですけど…
この春は、凄い変化があった時期でした。FMヨコハマ『Tresen』の担当が木曜日にお引っ越しに…本当に号泣しちゃうぐらい、寂しいよ! ってなっちゃったんですけど。
halcaチームの体制も、マネージャーさん達も変わったし、レーベルのスタッフさんも変わったし。halcaにとって欠かせない人達が急に定年退職されたりとか…聞いてないんですけど…みたいな。でも別れがあるからこそ新しい、凄い嬉しい心強い仲間が増えたりもして、そういうのって、寂しいだけじゃないな…って思えるようになりました。
次に唄う曲はみんなの中にもね、寂しい気持ちとかお引っ越しちゃったとか、そういうのもあると思うけど、信じてずっと元気でいれば大好きな人ともまた巡り合うことができるんじゃないかな…そんな気持ちを込めて唄います」
と告げ『朽葉色の音』へ。ステージも客席も暖色に染まり、「ある日突然、音符が女の子になった」という楽曲のテーマを具現化したハイトーンを場内へ響かせる。間髪を入れずピアノソロに繋がって暗転、スポットライトに照らされアカペラ唄いだしから「キミと私 きっといま同じ気持ちだよ」と声を響かせて『センチメンタルクライシス』へ。ステージを左右へ移動しながら宮嶋淳子による「キミと私 どんな風に恋するの 探るリレーション」「リサーチはしつこい程してきたし」「なじんだとこ 切り抜いてあげる」という、現代的な言葉を散りばめた歌詞に、温もりある歌声で時代を超えた普遍的な郷愁を感じさせる。大きな拍手を浴び、前奏にクラップが重なる『weather through』ではスモークが漂うステージで自らが作詞した「少しくずれて また霧がかかって」「歩き方まで合わせて 見失うくらいなら はみだすこと=ぼくらしいことに当てはめたいな」「ほらね 天気のせいだよ」と、はかなげな様で強い意志を感じさせる心情を響かせる。


「愉しんでくれてますか?(大きな賛同)ここで今日盛り上げてくれてる『nolca solca yalca band』のみんなを紹介したいと思います」
とメンバー紹介へ。
「今日も素敵な眼差しで、今回のライブのために新しい大事な凄い物(エフェクター?)もゲットしてくれました」
と、浅ちゃんことベース・浅倉高昭。
「ドラムにhalcaのロゴつけてくれてありがとうございます。頼れる兄さんで、私がもうダメだ~みたいになってる時とかも、相談乗ってくれて、今回のリハーサルでも甘えちゃいました。激しいプレイと激しい顔に注目」
と誠ちゃんことドラム・早川誠一郎。
「いつも、色々なアイディアで、何それ! みたいなのでカッコ良くしてくれてます。ありがとうございます。大移動(6月に2週間の北米ツアーに参加)してhalcaのライブに参加してくれました。本当ありがとうございます」
と、アキことキーボード・白井アキト。
「(『漢字で4文字、川口圭太です』と自己紹介を受け)ちょっと見習いたいですね。今の間の取り方(笑)本当にいつも愉しい愉しいプレーを、リハーサルの時もアゲアゲなんですけど、本番はまたもう1段、いや、10段、100段ギアがアガって魅せてくれて、私も負けてられないなと思います」
と圭太ことギター&バンマス・川口圭太。
「大事なキーマンって言うんですかね、ブレーンっていうんですかね?とても大事なことをやってくれています。今日後ろ(ステージからフロアの反対側)にいらっしゃるんですけど、五十肩で腕が上らないみたいなんですけど、今アドレナリンで上がってました(笑)あの方がいなかったらライブができないんでね…何やってるか解らないけど、大事なことやってます(笑)どんなことやってるかというと、パソコンのスペースキーを人差し指で押してます(場内・本人笑)。すべてのことが走り出すから本当に大事です。ライブにおいてはあの人が神様になっています」
と、takusamaことマニュピレーター&ディレクター・菅原拓を紹介。

「ラスト、ボーカルhalca!(大歓声)ありがとうございます。そんな感じでnolca solca yalca bandのみんなでお届けします。
素敵な兄さんたちに囲まれて、目の前を見れば大好きなみんなが素敵な優しい表情で見守ってくれています。本当にいつもありがとうございます。
私はこの景色を物理的に形に残すのがすごく大好きなんですね。今でも本当にスマホがあればみんなの顔を1人1人連写したいぐらいなんですけど、こういう大切な想い出みたいな、一瞬一瞬を形に残したいと常日頃思っています。
そうやって過ごしていたら、この間、放送終了しちゃったばっかりなんですけど、(シネフォト研究部を舞台にした)TVアニメ『mono』のEDを担当することが決まりました。本当に素敵なチャンスをありがとうございます…と思って私も共作で作詞も頑張らせていただきました。
一緒に唄えるところもありますのでて、次の曲みんなで一緒に唄いましょう」
と『ウィークエンドロール』へ。「効率だとか ナンセンスだとか その辺は置いといて」と時代を俯瞰したワードから「振り向けば 君がいるし 前向けば色んなフレーバーだ」「こんくらいがなんか丁度いい空気だ」「なんか心地がいいよ」と自身の想いに唄い継ぐと「シャララララ・ラ」とコールを合わせ、手を振り合うミラーで一体となる。
「次の曲もみんなと一緒に唄える曲持ってきましたよ」
と『Good Luck Waker』へ。「タタタタラ タ・タ・タ」「Wow」の合唱から「ユートピアはキミの横って だからぎゅっと」(ぎゅっと)「すぐしようよ」(しようよ)とコール&レスポンスで一体となる。
「後半戦いくよ!」
と告げると一転してアグレッシブなロックナンバー『Distortionary』でステージを左右へ移動し、お立ち台でコールを扇動。間髪を入れず「反撃だ! 今!」というアジテーションから『BUZZER BEATER』へ。the peggies・北澤ゆうほが手がけた高揚感溢れる「偶然じゃない 君と僕の軌跡よ!」「まだ、まだ、やれるはずだろう!」とのフレーズで扇動し、落ちサビではスポットライトを浴びて「誰も知らない未来までのカウントダウン 君を連れてゆくよ ほら」とハイトーンを響かせ、畳みかける様に『キミがいたしるし。』へ。「刻みたい 叶うのなら キミが傍らにいる いつも通りの日々」「つながる想いが 負けない力くれる」と痛切に響かせ、大歓声を浴びる。


「あっという間にね、もうね、あの凄い時間が経っているみたいだね。ラストスパートに突入するよ?(えーの嘆きに)びっくりだよね。
本当に今日はね、来てくれて改めてありがとうございます。ライブします! って冬とかに発表したのかな?まだ半年後か…みたいに思っていたら、え、もう来月、もう来週?えっ、もう明日じゃん! みたいな感じでびっくりしたんですけど。でもライブのことを忘れた日はなくて、ライブが愉しみだなぁ、早くみんなに逢いたいなぁ…と思っていました。次いつライブができるか解らないんですけど、頑張って活動を続けて、みんなと逢える場所を創っていきますので応援よろしくお願いします! (大歓声)
じゃあ名残り惜しいですが、始まったもんは始まり、終わるもんは終わる、だから明日が愉しいんじゃい! (賛同の歓声)次の曲もみんなで愉しみましょう! 」
と宣言すると『恋愛ミリフィルム』へ。ステージもフロアのペンライトもピンクに偏光、モニターにはハートマークが乱舞する中、お立ち台の上から「君がいい もう君じゃなきゃ」「『言う』以上に『伝え』なくちゃね」と愛を降り注ぐ。

「ラストスパートもっと盛り上げていくために2つお願いがあります」
と告げ、客入れBGMでも流れていたQUEENの名曲、『We Will Rock You』のメロディに合わせて場内一体でクラップを練習、乗ったhalcaも「We Will Rock You」を一節披露、さらに「とぅるーとぅとぅ」のコールも体得するとそのまま『TTL』へ。「とぅるーらぶらぶ」のコールを場内一体で響かせると、クラップに乗って「くだらないガラクタでであがる このお城は あつくるしいけどちょうどいい♪」と軽やかに歌声を響かせ、「らぶらぶらーーーぶ」と絶唱を響かせる。盛り上がりのまま、『A・WA・WA・WA』では紅い光に染まったステージで白井アキトがショルダーキーボードを抱えお立ち台でパフォーマンス。hlacaはメンバーそれぞれとスイングして大歓声を浴びると
「ラストの曲です!」
と身体を激しく揺らして『誰彼スクランブル』へ雪崩れ込む。「誰 彼 マジ スクランブル!」の絶叫で始まるUNISON SQUARE GARDEN・田淵智也によるアッパーチューンに白いライトが明滅。ステージ狭しと駆け巡り、(渾沌して shaking!)「どいつもこいつもメインキャストぶってる」「本能の是と非 ぶつかりあうノンフィクション」(みんなほらマジマジ だってスクランブル)と手を大きく振ってコール&レスポンスを扇動、「愛して欲しい、命の限り」と身体を震わせ絶唱。
「ありがとーっ」
と絶叫したhalcaは深々とお辞儀をし謝意を示すとメンバーと共にステージを後にする。


暗転した場内に「アンコール」の声が響きバンドメンバーが再登場。大「halcaコール」に変わる中、ライブTシャツにチェックのスカート、デニムに衣装チェンジしたhalcaが登場しスポットライトに照らされる。と、前奏が始まりかけたところで暗転、場内一体で生ハッピバースデーソングのサプライズ。ケーキが用意され、最前列ではこの展開を期待し密かに用意されたファン有志による「バースデー&デビュー7周年」の横断幕が掲げられる。
「びっくりした! そして凄い団結力。ありがとうございます…えっ、何これ?どこからどこまでが仕込みですか?(笑)正直にお伝えしますね。7月6日…私もバカじゃないので(場内笑)7年もアーティストやってると、デビュー日と誕生日は気をつけよう…って過ごしてるんですけど。今日はもう無い感じね…って思ったの。あの(実際の誕生日は)明日だし。明日(YouTube)生配信もするし…びっくりしました。
(最前列を見て)この横断幕もみんなで用意してくれたのかな?ありがとうございます。『ファン一同より』って掲げてくれています。みんなの気持ちも届いてます」
と謝意を示すと、火気厳禁ということでローソクを吹き消すポーズ。




「永年やっていてお恥ずかしながら、こういうことがあったらどうしていいかわかりません(笑)もう1回出てきたら良いってことですか?じゃあ、一所懸命練習してきた方をするね。もしもアンコールいただけたら、こうやって登場したらかっこいいかな…と思って練習してたから、一応観てってよ(場内笑)」
とステージから姿を消すと、客席から再度大「halcaコール」が響き、前奏から
「アンコールありがとうございます!」
と、謝意を示しスタンドマイクに向かい『Hail to the world!!』へ。水色のライティングが灯るステージで「おぼろげな足取りで 歩いてきたこの道も」「全部が紡いだ今 光になる」「明日の私までこの歌を繋ごう まだまだ白い地図に好きな未来描こう」と7年のアーティスト活動の軌跡に重ね合わせる様に歌声を響かせる。

「お付き合い頂きありがとうございます、これがしたかったの! 皆さん優しい」
と謝意を示したhalcaは自らとメンバーのTシャツのザイズ感を伝え、デザインを手がけた念願のラバーキーホルダー、キーチェーンをバンドメンバーが楽器に付けるグッズ紹介、オフィシャルファンクラブのリニューアルと、YouTubeバラエティチャンネル『halca のるかそるか』へリニューアルを告知。
「本当に今日は改めてありがとうございます。
本当に、なんだ…『本当に、本当に』ばっか言ってて何が本当か解らないよ…って感じだと思うし、『なんか、なんか』っていつも言って、『なんかなんなのよ』ってみんなに思わせてるかもしれない…でも伝えたいことがここにいっぱいあって! それを言葉にするのは難しい! だから私は歌手になったーっ! (大歓声)応援してくれて本当にありがとう。最後の曲聴いてください。私のデビュー曲です」
と、アーティストhalca始まりの歌、『キミの隣』へ。爽快でポップなメロディに乗って両手を広げ愉しさを全身で表現しながら、宮嶋淳子の「居心地いいキミの隣不器用すぎだねふたり」「ジタバタするキミの隣転がるように恋しよう」という清涼感溢れる歌詞に7年間積み重ねた想いを籠める。
「ありがとうございます、言っても言っても言い足りない! 総ての人にありがとう!」
とステージを左右に駆け回り、
「せーの」
とこの日1番のジャンプで締めくくる。
「汗を拭いたりね、良い感じに整えたりしてみてください。どうしてこんな暴れた後に撮るんだよ…って思わないでね。だって、今が一番良い顔だから」
と恒例の記念撮影から、バンドメンバーと手を繋ぎマイクオフで
「ありがとうございました」
と絶叫。ステックやピックを客席へ投げ込んだメンバーを送り出すと、数え切れない程の
「ありがとう」
を会場の隅から隅まで告げ、視線を送る。
「みんなが幸せになります様に! 今日も本当に良い日でした。ありがとうございます、これからもよろしくお願いします。halcaでした」
とお辞儀をしたhalcaは愉しさの余韻で嬉しそうに飛び跳ねながらステージを下りた。


halcaメジャーデビュー5周年の初フルバンド形式での初ライブツアーファイナルも取材したが、同じメンバーと迎えた2年後の本公演で、厚みのあるサウンドに熱く激しく、堂々たるパフォーマンスで、より完成度の高い一体感を魅せてくれた。動画配信、グッズデザインなどマルチな才能を発揮する現代アーティスト・シンガーhalcaの、想いが迸る今後の活動に期待が高まる新宿の夜となった。


ライター:こもとめいこ♂



『halca first tour 2023 “nolca solca culca”』セットリスト
M01.告白バンジージャンプ
M02.時としてバイオレンス
M03.瞬間最大風速
M04. ほんとしょーがない
M05.IN THE BRAIN
M06.君だけ
M07.うそじゃないよ
M08.朽葉色の音
M09.センチメンタルクライシス
M10.weather through
M11.ウィークエンドロール
M12.GoodLuckWaker
M13.Distortionary
M14.BUZZER BEATER
M15.キミがいたしるし。
M16.恋愛ミリフィルム
M17.TTL
M18.A・WA・WA・WA
M19.誰彼スクランブル

EN1.Hail to the world!!
EN2.キミの隣

■オフィシャルWEB SITE
https://halcaofficial.com/
■halca Official YouTube Channel
https://www.youtube.com/channel/UCMiL4aomAhQl1wdT2YlVQ8Q
■バラエティチャンネル「halca のるかそるか」
https://www.youtube.com/@halcanolcasolca
■オフィシャルファンクラブ「What a halca!?」
https://yodel-app.com/s/yodel/page/halca?ima=0038
■X
https://x.com/halca77
■Instagram
https://www.instagram.com/halca.77?utm_source=ig_web_button_share_sheet&igsh=cWV1anp3aGJvazZ3
■TikTok
https://www.tiktok.com/@halca_official?is_from_webapp=1&sender_device=pc


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