ARP「アニメARP Backstage Pass後夜祭 “Celebrate Good Time” –EXTEND-」ライブレポート 2020/08/24
ARP「アニメARP Backstage Pass後夜祭 “Celebrate Good Time” –EXTEND-」ライブレポート
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 今年1月『アニメ ARP Backstage Pass』が放送された(7月から再放送中)エイベックス初のARアーティスト「ARP」。
彼らが8月15・16日に、延期されていたライブ『アニメARP Backstage Pass後夜祭 “Celebrate Good Time” –EXTEND-』を仮想空間ARP ONLINE ARENAにて配信生ライブとして開催した。
今回は千秋楽となった8月16日(日)19:00〜の最終公演の模様をレポートする。

 

 公演開始が近付くと、応援アプリ「ふれフレ」の使い方が配信され、さらにダイヤが担当する「影ナレ」で
「焼き肉しながらでも良いけど俺たちに見とれて焼き過ぎに気を付けて」
と、全員が最前列、の配信公演ならではの注意事項が告げられる。早くもサポーター(ARPファン)による、配信画面内のコメントと、Twitter「#ARP実況」を使った実況は大盛り上がり。「ライブレポート」にもしっかり言及されて、筆者も気が引き締まった。
 舞台袖で待機し、気合いを入れている4人が暗がりの中で映し出されると、暗転からOP開始、4人が登場すると1曲目『アニメ ARP Backstage Pass』OPテーマ『Burn it up』、2曲目『The Show Must Go On』を続けて披露。

 


これにサポーターも
「メメノノ メメノノ」
の文字列により心のペンライトを振って応える。
続いて「ふれフレ」を使った「Battle for Center」コーナーに突入。
楽曲はそれぞれ、レオン『Dive into Love』、シンジ『Dahlia』、レイジ『運命論』、ダイヤ『Raise Your Flag』で、熱くバトル、サポーターも「ふれフレアプリ」に想いを込める。

 

 

 

 


 火花を散らしたバトルを終えると、改めて自己紹介をし、画面のコメントを拾いながら、お楽しみの「生アフレココーナー」へ。

 

 4回目となる今回は、ファンには伝説として語られるアニメ9話「シンジとレイジ食堂の喧嘩」のシーン。
 まず4人がアニメを再現、続いてキャラクターシャッフルで、レオンがレイジ役に立候補し、シンジ役にダイヤを指名、レイジはダイヤ役、シンジはレオン役に決まる。
レオンとシンジのファンの呼称「プリンセス」と「たんたん」ミックスした「プリンたん」という新語が発生したのを受け、可愛いレイジ爆誕でサポーターも大喜びとなったが、自身のレイジ役に納得いかないレオンが再演を提案。
今度はレオンがダイヤ役に立候補、ダイヤがレオン役、シンジはレイジ、レイジはシンジ役と決まった。
「これもしかしたら一番みたいやつかもしれませんよ?」
というキャスティングで始まったアフレコは、
「どうして投資に興味がないんだい?」
で始まる投資アドリブ合戦となり、
「アニメの世界観で」
とリテイク。今度は劇中のキャラクター・松本晴臣をネタにシンジが友達少ない自虐アドリブを展開、サポーターがお腹を抱えて悶絶という大盛り上がりで終了となった。
 
続いて、ライブ後半戦はアニメの劇中で使用された楽曲による「Backstage Pass medley」でスタート。
SUPER RARE『威信傳心』、レベルクロス『D.O.A』『THE KISS』、シンジ『The World Is Mine』、レオン『Logical Dreamer』『Fantasista』、シンジ feat.クロスボーン『Tender Blue』と、アニメ番組内でフィーチャーされた楽曲を立て続けに披露。

 

 


 続いてクロスボーンとしての『BlacK Sapphire』では、ダイヤがギターソロを披露、サポーターからは
「ギターになりたい」
と熱い想いが迸った。

 


 続いて感覚ピエロの『ハルカミライ』をダイヤ、絢香の『三日月』をレイジがカバーバージョンで歌唱。『三日月』の本格バラードの余韻の中、ステージに映し出されていた幻想的な三日月が、静かに昇る朝日に変わり、新曲『Neo World』につながる。

 

 

「大きな変化という意味が込められていて、不安だらけの今、特別な意味を持っている楽曲。厳しい状況の中でも、必ず光はあって、それを追いかけて乗り越えよう、という希望の唄で、みんな繋がっているという事を感じて欲しいというテーマを、歌詞と構成で伝えている」という『Neo World』をARP全員で歌いあげた。

 

 

続いて、「Battle for Center」の最終公演分の結果が発表され、レイジがトップを獲得した。
画面に上位3名が表示され、Zoomを使用して会場と直接繋がれるコーナーへ。
しかし3位の方は直接の出演は辞退。変わって 
「本当におめでとうございます、これからもずっとずっと応援しています」
とコメントが代読されると、レイジが思わず
「良いコメントありがとうな」
と御礼を言ってしまい、
「DVD化は無理だこれは」「機材トラブルじゃないか?」
と誤魔化そうとするが、3人から総ツッコミを受け
「苦しゅうない」
と逃げる。
 2位の方はZoomで直接声の出演、レイジから
「ありがとうな〜」「またライブで直接逢おうな」
と、この時ならではの言葉を受け取った。
 1位の方は第1回の公演でも1位を獲得した猛者だったが、前回に続いてZoomは辞退。
「優勝おめでとうございます、センターを楽しみにしています。いつも素敵なパフォーマンスをありがとうございます」
と伝言が代読された。
 レイジは
「ありがとう、そして、ありがとう、Wありがとう、そして苦しゅうない」
と、感謝を述べる。
次に4公演を合計した結果、自らが優勝した事が発表されたレイジは
「本当に本当に、苦しゅうない。を含めた、意味を込めたありがとう…」
のレイジらしい素直でないメッセージ。次の4人曲はレイジがセンターを務める事になった。
 続いて全サポーターに4人から感謝の言葉が贈られ、
「次が最期→最後の曲」
と告げられると、コメント欄は当然
「えーっ」
の大合唱。
ダイヤ「みんな、楽しんでくれたよな?! 俺らも思いっきり楽しんだぜ! 」
レオン「みんな、それぞれの場所から楽しんでくれたよね?みんなの応援、ずっと感じて歌ってたよ! 」
レイジ「ライブの終わりは次のライブまでの休憩時間だからな。だから別れの言葉は要らないんだ。だからレイジはただ、いつも通りこう言うんだ。またな! 」
シンジ「本当に、本当にありがとうございました。僕達にとって、宝物の様な、素敵な時間でした。皆様にとっても、そうであります様に…さあ、それではラストスパートです、いくよ、みんな! 」
と、それぞれから言葉が贈られ、『Paradise』『rrRrride On! 』『Shake!! 』をメドレーで繋ぐと、『It's Show Time』に続いてアニメED曲『Celebrate Good Time』。

 


シンジからの
「今回のライブは、こういう形で開催をさせていただきました。僕らARPは勿論、スタッフの皆さんも、このライブが一体どんな風に皆様に届くのか心配していたんですけど、皆さんが、それぞれの場所から変わらない、もしかするといつも以上に熱い声援を贈ってくださって、こうして最終公演まで来る事が出来ました。離れていても、ライブで1つになれる事を皆さんから教えていただきました。最期に御礼を言わせてください」
との声に続いて、アンコールナンバー『最高のGood-bye』を情感たっぷりに、感極まったシンジが涙ぐみかけながらも、4人で唄い上げて大団円となった。

 

 今回、You Tube LIVEで1曲目までを同時無料配信したりといった試みもあり、様々な事情でライブに行けないサポーターも参加できた、という新たな拡がりをみせたARP。
 実際に逢いたい! という熱い気持ちが強まった配信生ライブだったが、新たな生活様式に沿った、現場と、それぞれの場所にいるサポーターも一体化する、より進化したライブをARPが見せてくれそうな予感がする。

 

ライター:こもとめいこ♂

 

 

ARP オフィシャルHP
https://avex.jp/arp/

New World 配信中
https://avex.lnk.to/NeoWorld

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アニメARP Backstage Pass 後夜祭 and "Celebrate Good Time"-EXTEND-
アーカイブ放送決定!詳細は後日発表!

 

 

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