『LAWSON presents Sphere 10th anniversary Live 2020 "スフィアだよ!全曲集合!!いちにちめ"』ライブレポート 2020/03/16
『LAWSON presents Sphere 10th anniversary Live 2020 "スフィアだよ!全曲集合!!いちにちめ"』ライブレポート
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2月15日(土)の武蔵野の森総合スポーツプラザメインアリーナロビーには、スフィアのファンは勿論、今まで4人が関わってきた作品やユニット、番組や関係者からのフラワースタンドが溢れた。


15時、アリーナが暗転すると、場内でスフィアブレードが青く点灯し、所々にそれぞれのイメージカラーが瞬いた。
歴代楽曲のジャケットが次々と映し出される映像で始まった『LAWSON presents Sphere 10th anniversary Live 2020 "スフィアだよ!全曲集合!!いちにちめ"』。OP曲は記念すべき1枚目のシングル表題曲『Future Stream』。赤の衣装に身を包んだメンバーへの大歓声とコールで早くも場内は絶好調。

 

 

ここで戸松遥が「盛り上がる気しかしない」と興奮気味に語り、豊崎愛生は「みんなに特別な時間をプレゼント出来る様に頑張ります」とコメント。そして、寿美菜子は「今日がスフィアにとってのお誕生日です」、続いて高垣彩陽が「全員集合して頂いてありがとうございます。『どうしよどうしよ」と言って初めて4人でステージ(09年2月15日『ミュージックレインgirls 春のチョコまつり』)に立っていた私達が、こうやって(10年活動して)全曲引っ提げて大きなステージに立たせてもらえる悦びを噛み締めつつ、皆さんと一緒に楽しんでいきたいと思います」と述べた。


続いて、これから84曲を共に駆け抜けていく事になるベース・平本陽一郎、ドラム・外薗雄一、キーボード・籠島裕昌、スフィアライブ皆勤賞であるギター&バンマス・平井武士と、お馴染みのバンドメンバーを紹介した。

 

壮大なゴシック調の『GENESIS ARIA』で魅了すると、『STAR'S ELEMENT』『& SPARKLIFE』『らくがきDictionary』『夢奏レコード』と、続けて披露。
ダンス曲の『DREAMS, Count down!』『Now loading...SKY!!』で、会場が一体になって踊り、そして大きく揺れた。

 


続いて、『Pl@net Spheres!!』では「みんなの所まで行くよ! 」と、それぞれのイメージカラーに塗り分けられた4台のトロッコに乗り込み、『vivid brilliant door!』でお客さんと合唱しながら広いアリーナを1周し、センターステージへ降り立つ。
豊崎愛生が「割とノンストップスフィアな感じですすんでいきます!今日は半分の42曲を歌うから、1日目は半曲ライブ!」と笑いを誘うと、
すかさず高垣彩陽が「アリーナって聞いて…こんなところで、スフィア全曲ライブ! ありーナん?」と、今日1発目のダジャレを炸裂させ、大歓声。
メンバーから「ここは高垣さん『ダジャレパート』」「ここは言っていいよ。って」
と、暖かなツッコミを受け「スフィアのターニングポイント」である『Planet Freedom』をフルで歌唱。水色の衣装に早替え、『風をあつめて』で再びトロッコに乗り込むとメインステージへ戻り『Hello,my love』『When You Feel Love?』『glory colors ~風のトビラ~』『My Only Place』を歌った。

 


ここで披露した『glory colors ~風のトビラ~』は2011年8月にリリースされた『ZONEトリビュート~君がくれたもの~』に収録されたカバー曲。今回のライブでモニターに歌詞を入れている理由について、「久しぶりに聴く曲、初めて聴く曲がある方がいらっしゃるかもしれないという事で、こういう事を唄ってるんだ、こんな曲なんだっていうのを、見て聴いて楽しんで頂けたら」と明かしてくれた。


そして折り返しへ向け再始動、『SPHERE-ISM』『Brave my heart』ではみんなで大きくハートを描き、『Treasures!!』では「テープを」「切るよ」のコール&レスポンス、そして最新シングル表題曲『Sign』に続いて、TVアニメ『侵略!?イカ娘(2期)』のOPテーマ『HIGH POWERED』と共にトロッコに乗り込むと、イカポーズを披露しつつ観客のコールの中フェードアウト。

 

映像コーナー内の「後半、しゅっぱーつ!」の掛け声とともに後半が開始される。4人は、今までのライブで着用した衣装の布がパッチワークの様に紡がれた、正に10周年イヤーの集大成に相応しい衣装で登場。
『微かな密かな確かなミライ』『輪郭の無い未来へと』に続き、4人が共演したTVアニメ『夏色キセキ』のEDテーマ『明日への帰り道』でトロッコに乗り込むと四方へ移動しそれぞれの方角のライトがイメージカラーに染まった。『LOST SEASON』『Joyful×Joyful』ではスタンドのギリギリまで移動しセンターステージへ戻る。「トロッコで近くに行ってみんなの笑顔がいっぱい見れました!」
と感動を伝えると、初披露となる『虹を駆ける旋律』をアカペラで歌唱し、4人による透き通る様なコーラスを会場に響かせる。そして『虹色の約束』『かってな成長期』『Congratulations!!』『Oh my gorgeous!!』『PRINCESS CODE』『CHANCE!』『Eternal Tours』を続けて披露した。

 


寿美菜子と高垣彩陽の衣装チェンジ中に、戸松遥が辛い物好きの豊崎愛生から度々の「今日のカレーは甘かった」という「カレー詐欺」被害を報告。
入れ替わりで登場した寿美菜子がライブグッズの帽子を被ったまま続けると伝えると、高垣彩陽が
「うわー、ぼうしよーってなっちゃうんじゃないの?」と、すかさずダジャレを挟み爆笑の内にラストスパートへ突入。

 


『A.T.M.O.S.P.H.E.R.E』では会場中がメンバーの名前をコールし、『Ding! Dong! Ding! Dong! 』『Sticking Places』『GO AHEAD!!』でトロッコに乗り込み、『情熱CONTINUE』『Music Power→!!!! 』『クライマックスホイッスル』に続く。『NEVER ENDING PARTY!!!!』では、銀テープが舞う中、文字通り会場中を駆け抜けての大団円となった。
バンドメンバーと共に会場へ向け「ありがとうございました」とマイクを使わず感謝の声を響かせた。「私達、スフィアでしたー」とステージから消えるメンバーと入れ替えにスクリーンに映し出される「See You Tomorrow」のメッセージ。


こうして42曲を終えてなお折り返し、という濃厚な10周年の集大成である2日間の初日が終了した。

 

 

ライター:こもとめいこ♂

 

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