あがた森魚「第七東映アワー」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
第七東映アワーあがた森魚あがた森魚あがた森魚あがた森魚・鈴木惣一朗「あっ!ねえねえ走ってる。ほら汽車だよ!」 「あっ!あったあそこほら、私たちの学校」 「あっ!みっちゃんちの隣のおふろ屋さんのエントツ!」 「うん。ここからだと何でも見えるね…」 「でももうすぐ引っ越しちゃうんだろう…じゃ、ここからの景色見るのも これがおしまいか…」 「でも汽車に乗ってるだけなんだけどね」  「さあ七色のロマンと虹色のスペクタクル 映画新時代を拓く第七東映、第七東映アワー」
海底特急ミネルヴァあがた森魚あがた森魚あがた森魚あがた森魚・鈴木惣一朗なぜっていたいんだ 泡飛び跳ねる 翼のおうじろは ヴァイオレンスのつるぎ たたきつける 風のめまぐるしきに 泡飛び跳ねる 翼の魚らの オリエンタルな力 僕らを助ける  しずみてしづけき うなじをすべって みなこそゆりゆらぎ ゆらぎてゆるぎぬ みなわをあつめて 星空ゆりゆらぎ 海洋特急 海洋特急 ミネルヴァエキスプレスGO! 海底特急 海底特急 ミネルヴァエキスプレスGO!  なぜっていたいんだ 泡飛び跳ねる 翼のおうじろは 水の力 僕らの群れをしらせる  いえない言葉は きこえない面影 ネ あえないくちびるは いえないくちづけ ネ  かためをつむって 右目をまわすよ みなそら宙返り くるりともどして みぎわをまるめて すみれにすみわたり 海洋特急 海洋特急 ミネルヴァエキスプレスGO! 海底特急 海底特急 ミネルヴァエキスプレスGO!  かためをつむって 右目をまわすよ みなそら宙返り くるりともどして みぎわをまるめて すみれにすみわたり 海洋特急 海洋特急 ミネルヴァエキスプレスGO! 海底特急 海底特急 ミネルヴァエキスプレスGO!  しずみてしづけき うなじをすべって みなこそゆりゆらぎ ゆらぎてゆるぎぬ みなわをあつめて 星空ゆりゆらぎ ミネルヴァとヴィーナス ミネルヴァとヴィーナス みんなワッとはじけあい しずみてしづけき うなじをすべって みなこそゆりゆらぎ
トリカゴの街あがた森魚あがた森魚あがた森魚あがた森魚今ここにいる自分と 好きな人といた海の 町を見渡していると 急に時間は溶け出し  揺れてる島影 夏が来ると水しぶき 色リボンのムギワラで 海の町に触れていた  海の丘 すべてが見たくて 二人っきりじゃなく すべてが見たくて  丘の上 一番に登った 一人だけのときも 一番に登った  懐かしいからじゃなくて 帰りたいからでもなく そこで僕らが見ていた 今はたそがれゆく場所  もう一度街の影 夕凪ぎに陽は走る 二人だけで耳澄まし 地球の街にさわってた  海の丘 すべてが続いている 二人っきりじゃなく すべてが続いている  丘の上 一番に登った 一人だけのときも 一番に登った  もう一度街の影 夕凪ぎに陽は走る 追いかけても逃げていく 夕凪ぎに陽は走る  海の丘 すべてに続いている 二人っきりじゃなく すべてに続いている  丘の上 一番に登った 一人だけのときも 一番に登った  消えていく砂の丘 夕凪ぎに陽は走る 追いかけても逃げていく 夕凪ぎに陽は走る 消えていく砂の丘 夕凪ぎに陽は走る 二人だけで耳澄まし 地球の街にさわってた  海の丘 すべてに続いている 二人っきりじゃなく すべてに続いている  丘の上 一番に登った 一人だけのときも 一番に登った
パラレル・イヴニングあがた森魚あがた森魚あがた森魚あがた森魚ククククビックに オオオオレマガリ 飛びゆく彼方 飛びゆくアナタ  オオオオレマガル イヴイヴイヴイヴニングタイム あなたとわたし 向き合う彼方 鏡  りびんぐるーむの昼下り 宇宙の裏側のひるさがり りびんぐるーむな昼下り 宇宙の裏庭で待ちぼうけ  りびんぐるーむを地下さがり 宇宙の裏庭に抜け出して (パラレル・パール パラレル・パーラ)  キキキ キエユク アアアナタトワタシ 飛びゆく彼方 とどかぬアナタ  キキキキオクノ キキキエユク イヴイヴイヴ イヴニングタイム 彼方とどかぬ とどかぬアナタ  りびんぐるーむの昼下り 宇宙の裏窓雨上がり あなたと私とが いれちがうア あなたと彼方(と)が いきちがう りびんぐるーむな昼下り 宇宙の裏庭で待ちぼうけ こがれ ぶせる  りびんぐるーむを地下さがり 宇宙の裏庭に出る出口 宇宙の裏庭にぬけだした 宇宙の裏庭でしのびあい 宇宙の裏庭に出発つ日  スリーピング・ウォーキングタイム スリーピング・イヴニングタイム スリーピング・パラレルタイム
ノワールの唇あがた森魚あがた森魚あがた森魚あがた森魚擦りつけられて 飛び跳ねながら RADIOで わめいてる奴の  RYTHMに乗せられ 夜を飛びぬけ RAILに噛みつく 車輪の上で  ころげるままに 千切れ続けて 車窓から投げた あなたへの歌  凍りつきながら とり残されていく プラットホームだけが 見つめていた  走りだして 空を抱きしめ 千切れる街に 歌った歌  抱きしめて 追いかけて 抱きしめて 置去りにして  口ずさめ 唇さけるほどに 誰にうたう わけもなく  コートのエリで 唇かくして  口ずさめ 唇さけるほどに 誰にうたう わけもなく  コートのエリで 歌をひそめて  抱きしめて 追いかけて 抱きしめて 置去りにして  走り去って 空を抱きしめ 千切れる街に 歌った歌  口ずさめ 唇さけるほどに 誰にうたう わけもなく  コートのエリで 唇かくして  口ずさめ 唇さけるほどに 誰にうたう わけもなく  コートのエリで 歌をひそめて
霧のステーション・デパートあがた森魚あがた森魚あがた森魚あがた森魚・鈴木惣一朗街はビロードで たおれかかってる看板の映画館 フィルムのニュースは 霧のかかっているSCENE  夜行列車の停車時間に 夜毎おきてる事件 駅の地下室に人が消えていくSCENE  プラットホームの屋根に登ってごらん 鏡の海峡を機関車が突き進む イケナイヨ!!  鏡の向こうなんて《非道ヒヨ!! 非道ヒヨ!!》 アエナイヨ そんな遠くては 《ステーション・デパートをご案内いたします》  海の底には 水族館 青紫色や赤紫色の揺れる水底  彼等は戦艦 沈みかかってるフィルムの夜を見る セーラー着たまま海のさらわれるSCENE 駅長室ではカーテン隙間で 朝まで改札中 霧の麻酔で記念館の消えかかるSCENE  プラットホームの夜を走ってごらん 鏡の海峡で機関車があばれてる 逢イタイヨ!! ころげまわるほど 《入レテヨ!! 入レテヨ!!》 抱キタイヨ!! 空にぬけるほど 《ステーションデパートをご案内いたします》  海の底には海賊船 リオデジャネイロやマダガスカル沖の しかばねや宝箱 思い出してる海の域 いたずら好き達やフィロソフィアの 石ころたちの波の泡  「僕は人を傷つけたり殺したりするのは嫌だ」 「バカを言うな。おまえのおかげで風船男や影男がやられちまった。 早撃ちで勝負だ」 「あれ?これは本物の銀だ。おかげで助かった」 「おれは今までの奴とはちがうぞ」 「くそ」 「絶体絶命だな。これでもくらえ!」 「ここも回転扉だったのか。何とか助かった あれ?体が動かない」  そんな映画を観た帰りに雨と風の強い夜の…
バンブー・ジャングルあがた森魚あがた森魚あがた森魚あがた森魚・鈴木惣一朗モウソーリンボーバンブージャングル 銀座の裏にはカジノのランプ モウソーリンボーバンブージャングル 波止場の裏にもバンブージャングル  消防自動車の はしごの上から パノラマセットを 見渡してごらん パノラマセットの 誰も住んでいない ペラペラの街角で スタァは生まれる 「彼等生きる街」の働く労働者 「異国の熱血漢」の丘の上の墓地も、みんな (もちろん第七東映撮影所にございます) 「緑かぐわし夜」の路上電車の恋、 「この世の果てに発つ」の夕陽の大砂漠も、 みんな (もちろん第七東映撮影所にございます)  モウソーリンボーバンブージャングル 展望台から 理髪店のネオン テレビ塔から 映画館のネオン モウソーリンボーバンブージャングル お屋敷裏にもバンブージャングル 向う島(の)裏にもバンブージャングル  パノラマセットの通勤電車でスタァはたびする 「機関士大暴走」の深夜の大鉄橋 「ピロスマ号SOS」の龍巻の衛星基地も、 みんな (もちろん第七東映撮影所にございます)  赤ちゃんうばぐるま 哺乳瓶の中から パノラマセットを 覗いてごらん パノラマの街角で スタァは育む 「若様旅道中」の朝焼け東海道 「白鷲城下町」の真白き天守閣も、みんな (もちろん第七東映撮影所にございます) (どうぞ存分にご賞味下さい)
少年宇宙あがた森魚あがた森魚銀色夏生あがた森魚屈折した純情心理 スウィトピーの水際 少年宇宙の底辺シック 早く君だけを抱きしめたいと  くれなずむ上昇気流に ひとすじのアンコール 君は流れて星くずみたいだね ときめきは無限さ  さみしかった二人は 水晶のように急ぐ 辛い辛いと言わないで スタッカートの口づけ 銀河の渚で セルロイドの靴をぬぐ  君は疲れて恋もつらいみたい 思わくは無限さ 思惑は無限さ  少年少女の恋人同志 早く知りたい ことがあるのに 誰を愛しても悲しいかい きっと同じ眼でどうでもいいと 銀河の渚で セルロイドの夢を見る  君は疲れてふいに涙声 トキメキは無限ね トキメキは無限さ 君は疲れて恋もつらいみたい トキメキは無限ね トキメキは無限さ
焦げ茶色の国のアリスあがた森魚あがた森魚あがた森魚あがた森魚「終っちゃったね…」 「うん、終っちゃった…もっと活躍したかったろうにな…」 「でも映画良かった。『パラレルイヴニング』で二人は夫婦だったのかも しれませんねって台詞、私好きだな。」 「明日からハンマーキットシリーズが始まるんだ。時代も変わってね。」  metarica silverにまたがり cobalt空を飛ばした児 peppermint blueの声して 細長いまつげでしゃべった児  「明日からハンマーキットシリーズが始まるんだ。時代も変わってね、 VTRなんだ」 「ふーん、V、T、R?」 「さあもう寝よ。こないだのオオサンショウウオいるかな。 水族館に行く約束だろ。」 「ああ、新富町の淡水水族館。」 「たしか五郎って名前だったな。」  chocolataかおりの顔して 胸元で口笛吹いた児 beret帽かぶりの上手な 細長い影曳いて歩いた児  metarica silverにまたがり cobalt空を飛ばした児 peppermint blueの声して 細長いまつげでしゃべった児  夕繰れ時はね chocotto ほらさがしているよ chocoretto ほらあっちにも chocotto 男爵好みの chocoretto あう~お 気をつけて chocotto 気をつけないと chocoretto 誘惑されちゃうよ chocotto 月の光で働くやつ chocoretto 青白い光に chocotto あっドアが閉じてしまった
北極月報第一面の大見出しあがた森魚あがた森魚あがた森魚鈴木惣一朗「北極月報大一面の大見出し」 「北極熊は北極星に向かって吠えよ!」 「北極熊は北極星に向かって吠えたい!そう想っているはずです。 だから、北極熊には北極星を与えよ!北極の曲芸台を与えよ! そう叫びたいのです。」 それによると次のようです。 「北極月報 4コマ漫画家歌手 北極熊朗に激動の40年」 「一家離散 片耳健忘症 右肩失望 股関節凍傷 四重苦をのりこえてここに 堂々北極点踏破! 踏歌! 大踏歌!」 「続報です 悲惨北極踏破の北極熊朗北極星指向の半世紀 北極星を宙から落とす オオロラのカアテンちぎれてもげる 白熊が招く運命のイタズラか?識者は識る 右前足のせた氷山がポロリを欠けた瞬間 おとなしく多摩動物センターにしておけば良かったと思ったはずです。」  「北極星が宙からポトリと落ちた瞬間 まだしも東武動物公園にしておけばよかったと~思ったはずです」 「続報です 20世紀一コマ漫画家歌手 北極熊朗ついに瀕死と思いきや 10年凍傷に突入す 俺はクマだクマローと言い続けて 3650日 今だに 右足親指モゲたまんま」 「北極歴980年 うろつき続けた歌う北極熊の遺骸 遂に完全な氷と化す 北極観測センター所長は語ってる コホン! 真っ白な北極の一点で最後にフッと消えたとき ちょっぴり胸部ギアが空まわりした気分でしたと」 「そおいつを! 北極熊と呼ばないのか 思うんなら北極曲芸台を置いて帰れ!」
七面鳥のパパたちへあがた森魚あがた森魚あがた森魚あがた森魚・鈴木惣一朗みんな船室に住んでいる 可愛らしい船室で遊んでる  一人一人小さな船室でみんな楽しく 遊んでいるみたいだ  船はみんなを乗せてどんどん進んでいる 誰も彼も乗せて進んでいるはず  ここから先は僕らにはもう視えない ここから後もう僕らには遠いところ  船窓からは長い旅のかわあいい二十世紀の子供たち 歌は夢の中から次々と紡ぎ出されるけど  あの日摘んだ彼等の花達はどこへ行ってしまったのお!  みんな星に住んでた ちょっとつかれた星に住んでた だあれもだいすきな 歌や映画の溢れ返ってた星だったんだ  船はみんなを乗せてどんどん進んでいる 誰も彼も乗せて進んでいるはず  ここから先は僕らにはまだ視えない ここから後もう僕らには遠いところ  歌は夢の中から次々と紡ぎ出されたけど  あの日住んだ彼等の星々はどこへ行ってしまったのお!  ここから先は僕らにはもう視えない ここから後もう僕らには遠いところ  みんなみんな一人の旅は心細いのかい  みんなみんな叫びながら船室にいるだけかい  船はみんなを乗せてどんどん進んでいる 誰も彼も乗せて進んでいるけどお!
喧嘩のあとでALPHABETあがた森魚あがた森魚あがた森魚あがた森魚・鈴木惣一朗この話の続きは また明日にしよう また明日が来てしまえば 涙の意味も わかるだろう 今両腕でまるく肩をつつみ込んで まあるい胸のうちの吐息をなでれば 唇の中で少しとんがってた あなたの本当のALPHABETならんでいる  だからこの続きは また明日にしよう  泣きたいだけ泣いて気が晴れたのなら 胸のうちに望む希望をそっと告げて 二人が一つにつらなって夜をみつめ 唇からふきこぼれるるALPHABETおしえて  だからこの続きはまた明日にしよう 僕らの失敗のわけや傷つけあった意味もわかるだろう 見えなくなってしまった二人をつなげた あまくてせつなくてはげしいあの日をさがし出そう からだを空に向け望遠鏡覗こう ここから空に続くALPHABET並んで  また明日が来てしまえば 涙の意味もわかるだろ
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