Ave Materia」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し

時計回りの人々People In The BoxPeople In The BoxHatanoPeople In The BoxPeople In The Boxある日 きみは動くのをやめた 発明家のほんの思いつきのように 地球は走る しっぽに見とれて 24時間 気にも留めはしないよ 電話がやかましく騒ぎだす 郵便受けが吐き出す手紙  ひとがいうには 「すぐに治るよ きみのこころは 仲間の待つ仕事に戻れよ 今日のところは」  もしかしたら そうかもね みんないうなら そうかもね  街は実物大の模型で ふえるエキストラ 泣いて怒って笑う 台本どおり 忙しい  医者がいうには 「すぐに治るよ きみのこころは 少し休みなさい」  科学者がきめるピースサイン そこでひとは産まれた 照明焚いて カメラまわせ 用意、スタート!  もしかしたら そうかもね みんないうなら  政治家も警察も 調子悪いな 言葉つまらせ 専門家曰く、 「こんな天気はみたことがない」 なにか不思議だ きみは壊れていないのに でも 医者がいうには 「すぐに治るよ きみのこころは」  もしかしたら そうかもね みんないうなら そうかもね もしかしたら
球体People In The BoxPeople In The BoxHatanoPeople In The BoxPeople In The Box球体に守られて だれもが痣だらけ 球体に守られて だれもが痣だらけ 球体に守られて 今日も 昨日も 明日も  球体に守られて だれもが痣だらけ 誰も気付かない 声をかえせ 泥棒は笑っている  晴れた日 視界から消えたものは 密かに膨らんでいく 僕らはだれも殺せはしない 透明な膜のなか  青ざめた労働者 群れを成しさまよう 砂ぼこり 舞い上がり 顔はほとんど見えない 球体に守られて だれもが痣だらけ 球体に守られて だれもが痣だらけ  球体に守られて だれもが痣だらけ 誰も気付かない 声をかえせ 泥棒は笑っている  空がおちてきたところで 指くわえ みているだけさ 噂と架空の痛みさえ 城壁は越えない  声をかえせ 泥棒は笑っている  晴れた日 視界から消えたものは 密かに膨らんでいく 僕らはだれも殺せはしない 透明な膜のなか  空をかえせ 泥棒は笑っている
物質的胎児People In The BoxPeople In The BoxHatanoPeople In The BoxPeople In The Boxまぶたおろして むをたべてみよう こころをなくして なくのはしないで 影をきりおとせ やわらかいメスで ふかさのない穴へと  ほつれだした いとをたぐる くちのなかを舌がころがる  あじわって あじわって たくらみをとかすように 蓮のはな ひらいた  きかい からまる 聖なるあくびで ようふくとおどる からだはいらない 秘密の遺伝子 あんぜんなみどりむし 無重力 そのかんまんなアクロバット  もつれだした いとをさぐる たちのぼるよ 色もかたちも  まじわって まじわって たいくつをしのぐように いるか すべりこんだ  動物たちだまりこんだ みずの底で いしがけずれる 冷蔵庫のなかでひかる なにもみてはいない まなざし  まじわって まじわって たいくつをしのぐように いるか すべりこんだ あじわって あじわって たくらみをとかすように 蓮のはなひらいた  いつわって いつわって のどのおく はびこる根を なみだがしたたった うたがって うたがって あしもとのひえたかわを なにかがしたたった
ダンス、ダンス、ダンスPeople In The BoxPeople In The BoxHatanoPeople In The BoxPeople In The Boxぼくは大勢のなか ただのひとり 機械が上陸した青い海で 同じ広告が何度も流れる 網膜に強く焼き付いたLED はねつけられたら きみのプライド著しく傷つけられた  愛がすべてというなら 汚れひとつ許せないね 土足厳禁の庭で息をとめるのかい?  哲学者の友達はきびしかった 遂にぼくを許してくれなかったけど 嘘だけは絶対つかなかった “ついていい嘘なんてあるわけがない” 死んでしまってからも ぼくはそれを誇りにおもうよ  どんな美しいひとも じぶんの嘘に気づいていない 超然としていたって あたまはからっぽさ  風が止んだら 人が倒れる 観客のいないドミノ遊び 悲鳴が止んだら 鳥が笑った 息吹きかえす いくつもの産声 森を突き抜けて立つ狼煙のようだ 割れる喝采のなか さあ はなしをしよう  想像上の神の庭で だれもうまく踊れないよ 超然としていたって あたまはからっぽさ  ダンス!ダンス!ダンス! きみの孤独が 世界を救うかもしれない 荒れはてた庭で ひとり なかよく踊りましょう
割礼People In The BoxPeople In The BoxHatanoPeople In The BoxPeople In The Boxきみはたとえば夜行列車で産みおとされた 赤ん坊 その寿命は北半球を行き来する 振り子 永久機関に焦がれた腕が 踊る たえず軋むレールに 拍子あわせ  ほら 物質の洗礼さ 夜空 輝くコイン あの東京にも原始時代はあった  ためらうにきび面の少年も 駆けだすそばかすだらけの少女も IDをカラーチャートに照らし合わせ 近似値で恐怖の汗を ぬぐい落とした  ほら 物質の洗礼さ 夜空 輝くコイン あの東京にも原始時代はあった  ほら 物質の洗礼さ 夜空 輝くコイン あの東京にも原始時代はあった
みんな春を売ったPeople In The BoxPeople In The BoxHatanoPeople In The BoxPeople In The Boxゆうべ からだを売ってみたんだ こころを切り離すために  フラスコのなかで一生を 過ごせたらいいな アルコールランプの照らす 混じり気なしの血液で  それで自由になれたかな 天秤にかけてわかるかな 絶対にからだから逃げられないと 知ったきみは おかしくなってしまった おかしくなってしまった おかしくなってしまった さよならさ  いつかきみも おとなになるよ 聞きわけのない おとなになるよ  未来はまるで泥のように横たわる まみれて泣いてるきみを横目に 人々は行く  それで自由になれたかな 天秤にかけてわかるかな 最後にこころからにげてしまって さよならした まともなひとたちはみな まともなひとたちはみな まともなひとたちはみな 戦争へ行ってしまった 戦争へ行ってしまった 戦争へ行ってしまった さよならさ  いつか君も おとなになるよ 聞きわけのない おとなになるよ
市場People In The BoxPeople In The BoxHatanoPeople In The BoxPeople In The Box物語が続いていくって 感動的にみんな信じている もうすでに一部の人たち 笑いの発作止められないよ ラリって またブットんで 痛みを忘れた ぼくのことだ  七色の雨が降っている 塩の街 浮かれ騒ぐのさ 一斉に誤作動おこした火災報知器 スペクタクル 貪婪で やわらかい爆撃を背にし 扉をおりていけ 地下深くへ  すすめ 純粋無垢な憎悪のかたまり  武装解除して押し黙ったきみは危ない 暗闇は見えるよりはるかに広大なスペース 沸き立つ欲望も言葉も押し殺していけ  物語が続いていくって 黒幕の契約の上で 七色の雨が降っている 塩の街溶けはじめるのさ 扉降りていけ 地下深くへ  すすめ 純粋無垢な憎悪のかたまり 武装解除して押し黙ったきみは危ない 暗闇は見えるよりはるかに広大なスペース 物体にまつわる情報量を越えていく 光はきみの想像に制限をかける 沸き立つ欲望も言葉も押し殺して 暗闇は世界よりはるかに広大なスペクタクル  むせかえるほど濃密な空気があるよ  遠くで水の音がしている 耳をすませ 耳をすませ  清潔な流し台を血液が走る
さようなら、こんにちはPeople In The BoxPeople In The BoxHatanoPeople In The BoxPeople In The Box雨の街に傘を降らす それを奇跡と呼んだよ まわる まわる 地球儀に そびえ立つ銀行に宿るもの  橋が燃えているよ 燃えて焼け落ちるよ モルヒネの川のなか ぼくら夢をみてる  傘を忘れて踊ろう 降り注ぐ それは雨じゃなかったんだ  橋が燃えているよ 燃えて焼け落ちるよ あなたの絶望で空が晴れ渡るよ  わたしの聖域にはいっておいで 土を踏みしめて なみだを垂らして 意味もなくきみが笑う (さよなら、物質) 意味もなくぼくも笑う (さよなら、物質)  いくつも国を抜けて 列車は走る最中へ 深い深い中心へと 花と宇宙が散るなかを めざめだ  わたしの聖域にはいっておいで 土を踏みしめて なみだを垂らして 意味もなくきみが笑う (さよなら、物質) 意味もなくぼくも笑う (さよなら、物質)  窓を開け放って 風を誘い込んだ 屋根を吹き飛ばして すべて撒き上がるよ 窓を開け放って 光 暴れだした まぶた開け放って その眼でなにもみるな  ただいま、ひさしぶりだね 原風景
八月People In The BoxPeople In The BoxHatanoPeople In The BoxPeople In The Box透きとおる朝 からだ宙を舞う 晴れやかな体勢で 流れ出す太陽を青空がのぞきこむ  海岸線 這いつくばるきみを 上からみんなが笑っていた 痛みさえ感じるひまもなかっただろうね  はじめからきみは そのつもりで  そうさ きみの世界で選べるのは ただひとつだけのボタンさ  機械のように「その階には止まりません」と ぼくは何度もくりかえすけど きみには冗談にしかきこえない  誰かが死にかけているとき きみは生きる喜びにある 人の渦に削られたあげくに なくなってしまいたい 朝 走る車をぎりぎりでひらりとかわす 突然 誰かにあって話をしてみたくなった 傷ついても  そとは冷たいけれど なかは暖かい  ちょうど からだみたいだ きみの夢は 毎夜 歳をとっていくのさ きみを残して  踊りだしたら視界が揺れる 織り成す世界は壮大なジョーク ぼくには冗談にしかきこえない  愛も正しさも一切君には関係ない  きみは息をしている
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