suzumoku「Rusty Nylon」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
創膏suzumokusuzumokusuzumokusuzumoku悲しいのよ 一度ぐらい泣いてしまいたい 冷たい枕を 今夜もせっせと温めて 苦しいのよ 一度ぐらい叫んでしまいたい 目を閉じたらほら 素敵に落ちてくる星空  傷だらけの膝小僧を 夕焼け空に我慢して 何故誇らしく思えるの? 羨ましいわね…  寂しいのよ 一人ぐらい甘えてしまいたい 煙草もお酒も 気休めに貼った絆創膏 虚しいのよ 一人ぐらい振り向かせられたら 明日の朝には 夢の続きが見れるかしら?  ちょっと擦りむいた頬っぺたを 青空に喚き散らして 何故他人のせいに出来るの? 頭が良いのね…  悲しいのよ 一度ぐらい泣いてしまいたい 冷たい枕を 今夜もせっせと温めて 苦しいのよ 一度ぐらい叫んでしまいたい 目を閉じたらほら 素敵に落ちてくる星空  寂しいのよ 一人ぐらい甘えてしまいたい 煙草もお酒も 気休めに貼った絆創膏 虚しいのよ 一人ぐらい振り向かせられたら 明日の朝には 夢の続きが見れるかしら?  少しぐらい素直になって お薬止めなくちゃ
酒気帯び散歩suzumokusuzumokusuzumokusuzumoku何か物足りない 今日も目がイタイ いつもの幸せに フラフラ酒気帯び  頼りない言葉が 街をぬいあわせる 両手を見つめれば 浮き出る不安  簡単にラクに手にしたんだ 君の街ではなんでもそろう 空を飛び交う電波が少しジャマかな 上昇下降エレベーター 誰かさんの出世はエスカレーター 不平不満はビルの壁に刻まれたままいつかは風化していく  公園のすみには こわされた自転車 鼻をくすぐるのは 粘るヤニの匂い  無邪気な声には あの日のおもかげ カラスの鳴き声に 現実に戻される  必死になって集めたカード 今じゃどれもこれも全て無効 有効期限があったなんて聞いてない 神経質でカンペキ主義な誰かさんの人生は不安定 ポケットの中に入れたまんまのビスケットはもう風化している  クツ底がすり減って ついでに心もすりへってんのさ 響き鳴る鐘はいつも遠く 忘れかけた思い出を見せるんだ  簡単にラクに手にしたんだ 君の街ではなんでもそろう 空を飛び交う電波が少しジャマかな 上昇下降エレベーター 誰かさんの出世はエスカレーター 不平不満はビルの壁に刻まれたままいつかは風化していく  “ただいま”“おかえり” 夕飯のにおい 変わりない幸せに フラフラ酒気帯び
レイニードライブsuzumokusuzumokusuzumokusuzumokuフロントガラスにじむ光 水しぶきを上げるタイヤ ワイパーの刻むリズム くたびれたエンジン ラジオ  「明日になればまた晴れるでしょう」 天気予報の声が寂しく響く  昨日の成功 今日のミス 明日に持ち越した不安 数えれば切りがない やり直したい毎日 時計の針につっつかれて 何度も転びそうになって 「負けるな頑張れ」って言ってもらいたいのかな 何考えてるんだろう 早く家に帰らなきゃ クールミントのガムを一枚くわえたら さぁもうひとっ走り  軒先で一人ぽつり 雨宿りをしてる誰か  「あなたは今も幸せですか?」 ポップシンガーの声が虚しく響く  昨日の提案 今日の疑問 明日に延ばした答え 数えれば切りがない 目の前の選択肢 できる奴らに見下されて 何度も崩れそうになって 「そんなこと気にするな」って言ってもらいたいのかな 何呟いてるんだろう 早く家に帰らなきゃ だらだら続く渋滞を抜け出したら さぁもうひとっ走り  「それでは今夜も安全運転を」 パーソナリティの声が優しく響く  昨日の自分 今日の自分 明日のまだ見ぬ自分 数えれば切りがない 情けなかった自分 現実の風にあおられて 何度も倒れそうになって 「それでもめげるな」って言ってもらいたいのかな 降り続ける雨は街を洗い流しどこへ向かう? 珍しく涙まみれの頬も洗っておくれ ラリルリララッタルリラ 無理矢理口ずさむのは 「楽しくやっていこう」って君に伝えたいのかな 何歌ってるんだろう 早く家に帰らなきゃ だけど今日はずいぶん遠回りし過ぎだ さぁもうひとっ走り
昨日のワルツsuzumokusuzumokusuzumokusuzumoku一人だけカギを忘れて 仲間はずれにされた放課後 扉の向こうは明るく 楽しげな話し声がした  諦めたのさサッパリとね 泣きわめくのも馬鹿みたいだし ほんの少しだけ ほんの少し 胸の奥がザラつくけれど  声がした「おいでよ!」 少し遅いよ 僕はちょうど走り出したところ  気持ちを言葉にできない 目を見て語るのも無理かな たいした夢すら持たずに 帰ればテレビゲームの音  デジタル画面 ゼロとイチ 間違えればリセットボタン 完璧な世界 思い通り 猫背がまたひどくなるけど  声がした「夕飯だよ!」 タイミング良く 僕はセーブをし終えたところ  傘はささずに雨の中へ あの日に見た映画のように 仰いだ空が目に染み込む 何もかも混ぜ合わせながら  声がした「風邪ひくよ!」 大丈夫だよ ちょっと大人になりたいのさ まだ今はぎこちない 昨日のワルツ 僕は軽くステップを踏むよ 軽くステップを踏むよ
素晴らしい世界suzumokusuzumokusuzumokusuzumoku都会を飾る真夜中の明かり 「あれは残業の景色なんだよ」と 君は眠そうに目を擦りながら 独り言のように呟いてる  商店街のシャッターが閉まり 終電車は最後の片道を 重たそうにひどく軋みながら 二人の影を瞬かせて消えた  帰り道 頭をめぐるのは 明日の不安ばかり 駆け抜ける風の潔さが 羨ましくなるよ  僕らが見つめてる世界はいつまでも 光も暗闇も抱え続けるから 迷うことくらい 何度もあるさ 涙が浮かんだら そのまま流せばいいよ  酔い潰れた誰かは道端に 野良猫は行きつけのあの家に それぞれの温もりを求めては 一つだけの命を繋いでく  足元で揺れる花のように 強かになれたら 君の手をためらうこともなく 引いて歩けるのに  僕らが見逃した世界はもう二度と 同じ形で現れてくれないから 悩むことくらい 何度もあるさ 理想に疲れたら 静かに崩せばいいよ  星空が煩く輝いて 君の声が響く 「悲しみも 苦しみも 痛みも忘れ去りたいよ」と  僕らが見上げてる 世界はいつの日か 儚く消えてしまうかもしれないけど ここで今立ち止り腕を伸ばして 二人が掴むのは確かなものだから 嬉しいことも必ずあるさ 何もいらないから 優しく微笑んでくれ 俯くその顔を ゆっくり上げてみてくれ そこに広がるのは 素晴らしい世界なんだ
フォーカスsuzumokusuzumokusuzumokusuzumoku冷たい秋雨は知らぬ間に上がって カーテンの隙間に宿る日差し 退屈なテレビもステレオも止めたら 君とこの部屋から歩き出そう  僕らが今まで何度も繰り返し 眺め続けてきたこの景色を 季節の合図で 二人の足跡で 少しずつ少しずつ育ててゆこう 住み飽きた町だと嘆きそうな時は 両手の指でフレームを作って 一つだけの現在を残してゆこう  空き地の秋桜は出会いの恋模様 あの日の切なさが風に揺れる  忘れることなど出来ない程強く 胸の中 刻んだこの気持ちで 君を抱きしめて 自分を戒めて いつまでもいつまでも愛してゆこう 涙で道が遮られそうな時は 見上げる大空の青いフィルムに いくつもの未来を描いてゆこう  気が付けば夕暮れ オレンジのプリズム 君が優しく目を細めながら 「綺麗…」と一言呟いた瞬間 僕はその手をとり握りしめた  僕らが今まで何度も繰り返し 眺め続けてきたこの景色を 季節の合図で 二人の足跡で 少しずつ少しずつ育ててゆこう 忘れることなど出来ない程強く 胸の中 刻んだこの気持ちで 君を抱きしめて 自分を戒めて いつまでもいつまでも愛してゆこう 答えに迷い立ち止まりそうな時は お互いの素顔にフォーカスして 色褪せない日々を繋いでゆこう
街灯suzumokusuzumokusuzumokusuzumoku「もしもさ、明日全てが滅びるならどうしようか?」 夕日と歩きながら ふと君が問い掛ける 「いきなりどうしたの?」と おどけて笑ってみても 真面目なその横顔に 僕は少し立ち止まる  認め合いその時まで 二人生きれるのなら  迫り来る最期が どれほど暗くとも 街灯が一つ また一つ 灯される日常を願うだけ  「私は、美味しいものをお腹いっぱい食べたい」と 真面目なその横顔で 君はぽつりと零した  都合の良い事だけを 世界が望むのなら  遠くの国々が 戦い止まずとも 星が一つ また一つ 消えてしまわないよう願うだけ  夜が来るまでに 疲れてしまうまでに 伝えたい事が たとえ届かなくとも  手を振って「おやすみ、夢でまた逢いましょう」 そんな言葉を交わすだけで 僕は幸せだから どこかの救世主が 何を救おうとも 君が一つ また一つ 笑顔になれるのなら 迫り来る最期が どれほど暗くとも 街灯が一つ また一つ 灯される日常を願うだけ
リエラsuzumokusuzumokusuzumokusuzumoku解いた右手を 風が包んで 本当の君の温もりを 初めて知る 落ちた涙を 靴で隠して 本当の僕の冷たさを 何度も知る  結んだ唇は 何を探してるの? 僅かに残った温もりが 君に還る前に  リエラ、君が微笑む 言葉を…… 今、僕らの明日を紡ぐのは さよならだけ リエラ、君が旅立つ 未来へ…… 今、僕らの明日へ続くのは この道だけ  残る約束 時が流して 本当の僕の悲しみを 初めて知る 褪せる思い出 胸に抱えて 本当の君の優しさを 何度も知る  俯いた瞳は 何を描いてるの? 今にも溢れる冷たさが 君に移る前に  リエラ、君が見上げる 景色を…… 今、僕らの明日に浮かぶのは さよならだけ リエラ、君が旅立つ 未来へ…… 今、僕らの明日へ続くのは この空だけ 今、僕らの明日へ続くのは この道だけ さよならだけ
夜明けの雨suzumokusuzumokusuzumokusuzumoku枕元に響く波のような音は 街を走り抜ける夜明けの雨 僅かに開いた窓 入り込む雨粒 鳥の声が消えた目覚めの時  冷めた朝に慣れてどれくらい経つだろう 生まれて逝く夢も見送るだけ  走り去る雨は何処へ行き 誰の夢を覚まし消えるだろう  落ちた木の葉はまだ小さく緑色 暖かくも強く風が飛ばす  足元に映る空はまだ 陽の光を少し返すだけ  枕元に響く彼の様な音は 街を走り抜ける夜明けの雨 僅かに開いた窓 入り込む雨粒 鳥の声が消えた目覚めの時
甘いアルコールsuzumokusuzumokusuzumokusuzumoku空になった右手のグラスに 甘いアルコールを注いでくれよ いつ誰が見つけたかは分からない とてもとても眠たくなるやつさ 疲れ果てて俯いてる君も 甘いアルコールをひとつどうだい? 飲み干す程に疲れは消えて とてもとても気持ちが楽になる  むせ返る程煙たい現実も 迷う程広がる人の群れも 朝まで味わう間だけなら 全て忘れていられるはずだから  またいつもの暗がりの部屋で 甘いアルコールに酔い潰れてる 朝が来るまで飲み続けていても 二日酔いにはならない酒なのさ  消されてゆく思い出の場所も あの日なくした大切な物も 朝まで味わう間だけなら 全て見つける事さえ出来るのさ  気付けば朝焼けが綺麗で 右手のグラスもなくなっている 何もかもが意味なく流れる ラベルのない不思議な酒なのさ
西日工場の煙suzumokusuzumokusuzumokusuzumoku雨のあがった空に立ち上ってく 遠くそびえる工場の煙 夕刻6時すぎのため息さえも 許さない町並みが見える  雨のあがった空に立ちの上ってく 遠くそびえる工場の煙 朱色ににじんだ雲が夜を招いて 今にも堕ちてしまいそうだ  目をつむれば 思い出せた帰り道が サビた風に ついにさえぎられてしまった  ゆっくりでいい ゆっくりでいいから そんなに焦らせないでくれ  雨のあがった空に立ち上ってく 遠くそびえる工場の煙 手を広げるあなたの確かな影も 今にも溶けてしまいそうだ  ギアのきしみ 巻き戻したその刹那に 焦げた風が 左手に絡んでしまった  ゆっくりでいい ゆっくりでいいから そんなに急がないでくれ ゆっくりでいい ゆっくりでいいから そんなに急がないでくれ  目をつむれば こみ上げてくる毎日は 足跡だけ 何故に残してくれたろうか  ゆっくりでいい ゆっくりでいいから そんなに焦らせないでくれ ゆっくりでいい ゆっくりでいいから そんなに急がないでくれ ゆっくりでいい ゆっくりでいいから そんなに焦らせないでくれ ゆっくりでいい ゆっくりでいいから 例えばあの煙のように  雨のあがった空に立ち上ってく 遠くそびえる工場の煙 雨のあがった空に立ち上ってく 遠くそびえる工場の煙
少年suzumokusuzumoku浅川マキ浅川マキ夕暮れの風が ほほを撫でる いつもの店に 行くのさ 仲のいい友達も 少しは出来て そう捨てたもんじゃない  さして大きな 出来事もなく あのひとは いつだってやさしいよ 何処で暮らしても 同じだろうと わたしは思っているのさ  なのに どうしてか知らない こんなに 切なくなって 町で一番高い丘に 駆けてくころは ほんとに泣きたいぐらいだよ  真っ赤な夕日に船が出てゆく 私の心に何がある
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