suzumoku「素晴らしい世界」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
素晴らしい世界suzumokusuzumokusuzumokusuzumoku都会を飾る真夜中の明かり 「あれは残業の景色なんだよ」と 君は眠そうに目を擦りながら 独り言のように呟いてる  商店街のシャッターが閉まり 終電車は最後の片道を 重たそうにひどく軋みながら 二人の影を瞬かせて消えた  帰り道 頭をめぐるのは 明日の不安ばかり 駆け抜ける風の潔さが 羨ましくなるよ  僕らが見つめてる世界はいつまでも 光も暗闇も抱え続けるから 迷うことくらい 何度もあるさ 涙が浮かんだら そのまま流せばいいよ  酔い潰れた誰かは道端に 野良猫は行きつけのあの家に それぞれの温もりを求めては 一つだけの命を繋いでく  足元で揺れる花のように 強かになれたら 君の手をためらうこともなく 引いて歩けるのに  僕らが見逃した世界はもう二度と 同じ形で現れてくれないから 悩むことくらい 何度もあるさ 理想に疲れたら 静かに崩せばいいよ  星空が煩く輝いて 君の声が響く 「悲しみも 苦しみも 痛みも忘れ去りたいよ」と  僕らが見上げてる 世界はいつの日か 儚く消えてしまうかもしれないけど ここで今立ち止り腕を伸ばして 二人が掴むのは確かなものだから 嬉しいことも必ずあるさ 何もいらないから 優しく微笑んでくれ 俯くその顔を ゆっくり上げてみてくれ そこに広がるのは 素晴らしい世界なんだ
ソアラsuzumokusuzumokusuzumokusuzumokuポリカーボネートに映る空が 余りにも綺麗過ぎて 軋むグラスファイバの翼が ひたすらに愛おしくて  君は今日も風を探しては 夢の形を飛ばす  何度も 何度も 笑いながら腕を振りかざし 指差す 指差す その雲の峰にまで届くように  眠りの中でも描くのは 思い通りのマヌーバ 細長く白いコントレイルで 無限のマークを作ろう  君はゴーグルもかけないまま 音を越える速さで  何度も 何度も 軽やかに心を弾ませて 踊るよ 踊るよ その目が覚める明日の始まりまで  いつか頭の上から 僕に見せびらかしてくれ 君を照らす遥か彼方にある 本物の輝きを  何度も 何度も 笑いながら腕振りかざすよ 何度も 何度も 軽やかに心弾ませるよ 不安も 涙も その眩しさには敵わないだろう
ガタゴトsuzumokusuzumokusuzumokusuzumoku朱色のリボン付けて 朝からお疲れ様 今日も西から東まで 真面目にガタゴト そこの小柄なあなた なんとか乗れますよ すし詰めは日常茶飯事 ご了承下さい  老若男女 細身に太身 運べるものは運びます  弱音一つ吐く事なく 真面目にガタゴト  敷かれたレールの上 夜までお疲れ様 酒臭い輩にも慣れっこ 真面目にガタゴト そこの泣いてるあなた とりあえずお乗りなさい 気持ちが落ち着く駅まで ご一緒しましょう  喜怒哀楽 汗水涙 気兼ねなくどうぞ 運びます  時々はぐずつくけれど 真面目にガタゴト  老若男女 細身に太身 喜怒哀楽 汗水涙 夜明けから丑三つ時 ただ前向きに運びます  変わりゆく街を眺めて 真面目にガタゴト 毎日ガタゴト ひたすらガタゴト
街灯suzumokusuzumokusuzumokusuzumoku「もしもさ、明日全てが滅びるならどうしようか?」 夕日と歩きながら ふと君が問い掛ける 「いきなりどうしたの?」と おどけて笑ってみても 真面目なその横顔に 僕は少し立ち止まる  認め合いその時まで 二人生きれるのなら  迫り来る最期が どれほど暗くとも 街灯が一つ また一つ 灯される日常を願うだけ  「私は、美味しいものをお腹いっぱい食べたい」と 真面目なその横顔で 君はぽつりと零した  都合の良い事だけを 世界が望むのなら  遠くの国々が 戦い止まずとも 星が一つ また一つ 消えてしまわないよう願うだけ  夜が来るまでに 疲れてしまうまでに 伝えたい事が たとえ届かなくとも  手を振って「おやすみ、夢でまた逢いましょう」 そんな言葉を交わすだけで 僕は幸せだから どこかの救世主が 何を救おうとも 君が一つ また一つ 笑顔になれるのなら 迫り来る最期が どれほど暗くとも 街灯が一つ また一つ 灯される日常を願うだけ
ストリートミュージシャンsuzumokusuzumokusuzumokusuzumoku足踏みしてとるリズム 掻き鳴らして擦り減るピック 両手にはにじむ汗 錆び付いたストリング 遠ざかってゆく西日 背中に感じながら放つ 僕らの歌声が 街に響き渡る  口には出せない無数の思いに 誰もが苦しめられて 矛先を探している  笑われて罵られても目を伏せて 忘れようとしてる自分が悔しくて 何を得られるとも知らず僕らは 気が付けば路上に立っていた  紙とペンを手放さずに ひらめいた途端に まるでパズルを組むように 言葉を書きなぐった 五線譜なんか要らないんだ 綴られた思いの上に コードをふるだけで メロディーは生まれた  ふと立ち止まるあなたの瞳から 落ちる涙の理由を僕らは知りたくなる  胸に秘めた辛い過去も 悲しみも 忘れられないままの自分が虚しくて 宛てがわれた部屋の外で僕らは 気が付けばギターを持っていた  笑われて罵られても目を開けて 仕返しのつもりで歌に変えてやるさ 胸に秘めた辛い過去も 悲しみも 拭い切れないのなら歌い飛ばすまでさ 異端者を拒む世界で僕らは 気が付けば路上に立っていた ギターを持っていた 歌をうたっていた
ライトゲージsuzumokusuzumokusuzumokusuzumoku外は雨だ 傘は一つだけ 僕の肩は随分はみ出る 大きな僕の歩幅に合わせて 君はいつも少し早歩き  雑貨屋までの長い道のりに あの時程の愉しさは 何も感じない ただ虚しいだけ ただ疲れるだけ  サラサラ今日も街に 霧雨が舞い落ちる クタクタ僕は歩く 右手には閉じた傘  すぐに晴れて淡く虹が出る 君は僕を見上げて微笑む  シャツに絡まる湿った風に あの時程の愛しさは 何も感じない ただ切ないだけ ただむせ返るだけ  ユラユラ今日も街に 陽炎が舞い踊る フラフラ僕は歩く 右手には錆びた傘  色とりどりの本に置物に あの時程の目移りは 少しもしない お目当ての物を僅か2分でお会計  ガヤガヤ今日も街は 人混みでごった返し ゴチャゴチャ僕も混ざる あんな日々は君のせいだ シャバダバ今日も街で 思い出を磨き上げて シュビドゥバ僕は生きる こんな今日は僕のせいだ 右手には…
夜明けの雨suzumokusuzumokusuzumokusuzumoku枕元に響く波のような音は 街を走り抜ける夜明けの雨 僅かに開いた窓 入り込む雨粒 鳥の声が消えた目覚めの時  冷めた朝に慣れてどれくらい経つだろう 生まれて逝く夢も見送るだけ  走り去る雨は何処へ行き 誰の夢を覚まし消えるだろう  落ちた木の葉はまだ小さく緑色 暖かくも強く風が飛ばす  足元に映る空はまだ 陽の光を少し返すだけ  枕元に響く彼の様な音は 街を走り抜ける夜明けの雨 僅かに開いた窓 入り込む雨粒 鳥の声が消えた目覚めの時
春の到着suzumokusuzumokusuzumokusuzumoku何度この道を行き来して 両手を風にさらしたろう 記憶の桜が散らぬよう この歌に託すことにしよう  いくつもの夢の種を蒔き 予期せぬ嵐に悩まされ 時に涙を浮かべながら 広過ぎる空を眺めたろう  そうして今を迎え その瞳は何を捉えた?  君の町にも ここから見えない町にも 同じ季節は無事に届いている  語り出せば尽きない話 孤独に突き刺した傷跡 光と陰を感じながら 一つ確かに大人になる  そうして日々を歩き その心は何を目指した?  お前の町にも ここから見えない町にも 同じ季節は無事に届いている  キレイ事ばかりが映され 仕組まれたルールがはびこる そんな世界が待ち受けても 数え切れない不安や迷いは 誰もが抱く“人らしさ”  あなたの町にも ここから見えない町にも 同じ季節は無事に届いている 僕の町にも ここから見える町にも 同じ季節は無事に届いている 無事に届いている
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