ライブツアーで新曲「つぐみ」を披露!

 本日6月23日に36枚目のシングルとなる「つぐみ」をリリースした“スピッツ”が、6月22日に全国ツアー“SPITZ JAMBOREE TOUR 2010”の神奈川公演を開催。新曲「つぐみ」をはじめとした豪華セットリストで、夏到来の暑さを上回る熱気が神奈川のファンを盛り上げた。

 この日、会場である神奈川県民ホールに集まったファンは実に2,500人。超満員のファン達に向けて、スピッツが披露したのはリリース前の新曲からデビュー時の楽曲など新旧織り交ぜた23曲の名曲ばかり。特にファンの注目を集めたのは、6月23日にシングルリリースとなる「つぐみ」、そして一緒に収録される「花の写真」「恋する凡人」、発売は決まってないが、ゆうちょ銀行のCMとして世間で既に話題を呼んでいる「ビギナー」、ライブでしか披露されていないタイトル未定曲という、5つの新曲だ。

 他にも代表曲「チェリー」や名曲「ヒバリのこころ」などを披露し、アップテンポなものから、しっとりと落ち着いたナンバーまで幅広い楽曲陣に観客はみな手を振り、時にはゆっくりと体を揺らしながら聴き入り、一体となった会場は一足先に真夏を迎えたかと思うほどの熱気と、感動に包まれた。

 ライブ途中ではVo.草野正宗が「ブルーライトヨコハマ」を弾き語るというサプライズや、メンバー達のそれぞれの横浜エピソード、“実は新曲「つぐみ」のビデオクリップは横浜で撮影していた”などを語り、スピッツにとって縁の深い土地としての想いを伝えていった。

 間もなく結成23周年を迎えるというスピッツ。「みんなの声援のおかげで長くバンドを続けれられて幸せ、年を取ってもずっとバンドを続けていきたい」と語り、最後には「ジメジメを吹き飛ばす熱いパワーをもらったぜ!」とファンに感謝の気持ちを伝えて未だ熱気さめやらぬライブを締めくくった。

 6月23日にリリースされる新曲「つぐみ」は、4月からツアーで披露され話題を呼んでいたスピッツの王道とも言えるポップさと力強さに満ちたロック・ナンバー。このシングルには「つぐみ」の今ツアーでのライブテイクも収録され、異なる魅力が楽しめる意欲作となっている。

 ツアー終了後にはニューアルバムを完成させ、リリースすることも既に告知しているスピッツ。まずはこのニューシングルを聞き、新しい歩みをみせるスピッツへの期待を高めてほしい。