10年の軌跡をたどるベストは『神話』がモチーフ!

 鬼束ちひろの10年間にわたる音楽活動の軌跡をたどるベスト・アルバム『“ONE OF PILLARS” 〜BEST OF CHIHIRO ONITSUKA 2000-2010〜』の作品コンセプトと最新ビジュアルが発表された。

 タイトル“ONE OF PILLARS”は、鬼束のインスピレーションから生まれた言葉。“PILLARS”はギリシャ様式の神殿にみられる石柱のイメージだとか。“ONE OF”が、この作品がこれから建ちならびゆくであろうモニュメントの1本にすぎないことを暗示しているかのようで頼もしい。今回公表されたジャケットの最新ビジュアルは、『神話』に登場する女神像を思わせ、コンセプチャルなタイトルと相まって『神話』的な荘厳さを感じさせる。

 2000年彼女を一躍スターダムに押し上げた「月光」をはじめ、「流星群」「眩暈」「infection」といった羽毛田丈史氏(元ちとせ、中島美嘉)プロデュースの初期の代表曲はもちろん、小林武史氏(Mr.Children、レミオロメン)のプロデュースにて話題となった「everyhome」、坂本昌之氏(平原綾香、徳永英明)のプロデュースによる「蛍」以降のシングル曲。そして未発表曲「惑星の森」まで、彼女の音楽活動の軌跡をたどる、まさにモニュメントな作品に仕上がっている。

◆「“ONE OF PILLARS” 〜BEST OF CHIHIRO ONITSUKA 2000-2010〜」album
2010年4月28日発売
UMCK-1353
¥3,000(税込)

<収録曲>
1. 月光
2. 眩暈
3. infection
4. 流星群
5. King of Solitude
6. Sign
7. 私とワルツを
8. Rainman (LAS VEGAS version)
9. everyhome
10. 蛍
11. X
12. 惑星の森 (previously unreleased song)
13. 帰り路をなくして
14. 陽炎