キミの手をひいて

キミの手をひいて ふと思い出していた
昔こうして ボクに差しのべてくれた大きな手
その手の向こうに いつも誰かの笑顔がある
この現在地も たどればふるさとまで続いてる

ずっと ずっと 来た
ずっと ずっと ずっと 来たんだ

キミの手をひいて また思い出していた
ボクが生まれた日に 周りが幸せになった話
写真には 今のボクと同い年の父がいて
ずっと笑ってる ずっとそこで笑ってる

キミの手をひいて 行きたい場所がある
そこに家を建てよう だいぶ無理してさ
ボクらが誰かにしてもらってきたことを
ただ それだけのために
ただ それだけのために

キミの手をひいて ふと立ち止まっていた
信じてくれるかい? そう聞きたくて
でも やめて笑った

もっと もっと 見たい
もっと もっと もっと 見たいんだ

キミの手をひいて 行けない場所もある
だけど夢を語ろう 理想で終わるくらいの
ボクらが似たような毎日に見つけたものが
またひとつ記憶の中に

キミの手をひいて ゆけるところまで
いつかボクの手を 離れてくその日まで

キミの手をひいて ゆけるところまで
キミはボクのすべて ありがとう
ボクらが誰かにしてもらってきたことを
ただ それだけのために
ただ それだけのために
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