DAWN

拝啓、ぼくへ
夜明けが近いよ
急いでドアを開けてみればいいのに

眩しい朝も 空の青さも
素直になって感じればいい
今日はなんか 空っぽなんだ

きっと
悔しかったことや
苦しかったことが
新しい笑顔を生むのならば
今まで逃げて来た いくつもの壁が
ぼくの明日を奪うだろう

なんで歌うの?
答えがほしいの?
伝えたいことを ほんとは探してる

色とりどりの花が咲いていた
四月の風を思い出すよ
孤独なんか 慣れっこだろう

きっと
つらかったことや
痛かったことが
明日の喜びを生むのならば
ここまでやって来た でこぼこの道も
少しは誇らしげに映るよ

木漏れ日浴びて また目覚めて
繰り返すのさ

いいさ
悲しかったことも
寂しかったことも
新しい笑顔を生むんだろう
信じよう
今は綺麗事でいい
目の前の壁から ぼくらの明日が覗いてる
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