SKIP

なんにもしてないくせに
無敵になってた

できない事は無くなった
できないまんまだったけど
できない事は無くなった
とおりすぎた

できない事は無くなった
SKIPボタンを押したんだ
できない事はきっと今頃
それを出来る誰かが
してるんだ

遠くの方で声がする
間違っていなかったと
新聞配達のバイクが
夜の終りを運んでる

なんにもしてないクセに
無敵になってた

僕は信じてる
間違っていなかったと
僕は信じてる
楽しくなるんだと

僕は夢見てる
この方がうまく行くんだと
僕は夢見てる
うまく行ってるんだと

僕は思ってる
みんなも
こうすればいいのにと
そしたら世界じゅう
スキップであふれるんだ

第一印象で
ピンと来なければ
即、遠ざかるんだ
スキップしながら

途中でやめるのは
「あきらめ」ってゆうけど
最初の最初なら
ただのスキップだ

順応ってなんだ?
それ本当に必要なのか?
気まずい空気を
吸い続ける努力が
報われた歴史を
僕は知らない

SKIP!!
SKIP!! SKIP!!
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