裸のきみを見せて

裸のきみを見せて
僕にあずけてみなよ
何もかも受けとめる
きみのための僕だよ

もっと……

まだ彼(あ)の夢を見るの つぶやくその泣き顔
忘れられない いいよ 忘れなくていい
だけど僕を見て そばに来て
そこにいちゃ きみに届かないけれど わかってる?
これはきみのための腕だよ

裸のきみを見せて
信じても怖くないよ
何もかも聞いてあげる
きみのための耳だよ

もっと (もっと) 泣いていい
きっと (きっと) 辛かったよね
ずっと (ずっと) 続かない
そっと (そっと) 忘れさせる

無邪気な言い草も 無防備な仕草も
にじんで揺れて 甘くもつれて溶けて
いっそばらばらに 壊したい
それをしちゃ きみを遠ざけるだけと わかってる
だからきみのための僕だよ

裸のきみを見せて
僕にあずけてみなよ
何もかも受けとめる
きみのための胸だよ

もっと (もっと) わがままで
きっと (きっと) 嫌わないよね
ずっと (ずっと) 大切に
そっと (そっと) 優しくする

裸のきみを見せて
信じても怖くないよ
きみを想えばやけに
爪の中まで疼くよ

もっと (もっと) 好きになる
きっと (きっと) 止められないよ
ずっと (ずっと) 抱きしめて
そっと (そっと) 溺れてたい
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