アネモネ

戸惑いながら溶けだしてゆく吐息
久しぶりそのタバコのにおい

秘めた想いに 目と目で交わす合図
忘れてたときめき 二人を包み込んで

抱きしめて ねぇ胸に火をつけて
傷つくほどに愛したい
寂しがりな唇に触れたら
もう戻れない

叶わない夢でいいから
今だけそれだけでいい 止まらない…
その全て心に刻み付けたい

迷路の中を一人彷徨うように
強がりな言い訳探してる

明日もアネモネ 男を探すけれど
嘘を誘惑だけ確かなものなど何も無い

気分しだいでまた時がまわる
どうでもいいのなにもかも
帰る場所があるあなた
愛しちゃいけないよね

届かない夢でいいから
今だけそれだけでいい
もう二度と 戻らぬと誓った
愛が燃えてる

やさしい言葉なんかいらない
溢れ出すこの不安を消してくれたら
それだけでいい

抱きしめたその胸の中だけに
思い出を閉じ込めてみる
何かを捨てて何かが見えるなら
それもいいけど

叶わない夢でいいから
せめてあなたの心の片隅に
この想いのカケラ
そっと咲かせたい…
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