心の中まで冷たくなりそうな夜の都会(まち)
何をすればいいのか分からないまま毎日が過ぎてくよ
私だって本当は誰かのために生きてみたい
でも器用になれない うまくやれない

かじかんだ両手に息をかけて
擦れ違う人達の波に紛れ歩き続けてた

ふと空を見上げると もう1人の私がいる
もっと強くなりなと濡れた頬を叩く
泣いてなんかないよ…

うれしいとかたのしいとか無邪気に笑えなくて
いちばん大切な人の気持ちに傷を付けてしまった
走り過ぎる車のヘッドライトは意地悪に
ひとりぼっちの影 映してゆくよ

自動販売機のコーヒーじゃなく
肌のぬくもりで凍えた身体を暖めて欲しい

こんな気持ちのままじゃ誰にも必要とされない
自分が変わらなくちゃ何も始まらない
やっと気がついたよ

ふと空を見上げると もう1人の私がいる
もっと素直になれと濡れた頬を叩く

こんな気持ちのままじゃ誰にも必要とされない
自分が変わらなくちゃ何も変わらないね
涙はもういらない
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