いばらのみち

愛なんか知らないよ
夢だって捨てたんだ
それよりも欲しいものを
この手で掴み取るだけさ

笑いたい奴には
笑わせておけばいい
いつかきっと跪いて
間に合わせの愛を乞うのさ

抱いて欲しいのに
壊れてしまうなら
罪も痛みも 受け止めるよ
誰のためでもなく

いばらのみちだって
味方はつけないよ
涙から 生まれ変わった
かわいそうな わたしさよなら

火の玉飛び交って
夢中で切り抜け
焼け野原 とても綺麗で
しばらくひとり眺めていた

何故か胸が痛くなる
どうしよう どうしよう
こころ 苦しい
なんだか なんだか
孤独が無性に
せまって せまって
うなされるけど
灰に咲く 花のように
何度も目覚めて

だましだまされ
この世があるなら
決して消せない 傷痕さえ
誰のものでもない

いばらのみちだって
助けは呼ばないよ
涙から 生まれ変わった
かわいそうな わたしさよなら

どこまでも 生まれ変わって
かわいそうな わたしさよなら
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