いのち

その手の中に握り締めた
小さな夢 離さないで
行き交う人々の喜び、悲しみ
ありのままの想いで包んでおくれ
やがて君にも訪れる 日々やすらけくなれと
眠れ眠れ 愛しきもの
目覚めたなら 気づくがいい
君に宿る尊きもの
彼(か)の道へと繋がる

見上げた空の移ろう色は
儚いほど艶やかに
この星に生まれた 命の数と
育む全てのもの 共に見守る
やがて雨が川になれば 海へと君を運ぶ
往きて往きて 彼(か)の岸へと
渡るものよ 教えてくれ
過ぎて去りてまた来たりて
人はどこへ行くのか

変わらない事がないならば
このまま終わりと始まりを静かに君と続けていたい

眠れ眠れ 愛しきもの
目覚めたなら 気づくがいい
君に宿る尊きもの
彼(か)の道へと繋がる

往きて往きて 彼(か)の岸へと
渡るものよ 教えてくれ
過ぎて去りてまた来たりて
人はどこへ行くのか
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