ほおずき

あなたの真似して 鬼灯に
唇触れたら 悲しくて
熱い吐息に 誘われながら
炎えて何度も 抱かれたあの夜…

ヒュルル・ヒュルリ・ヒュララ
鬼灯鳴らしたら
ヒュルル・ヒュルリ・ヒュララ
あなたが欲しい
悔やみはしません 愛したことは
月も十六夜 涙揺れます

夜ふけに鬼灯 噛み切れば
素肌に広がる ほろ苦さ
甘いあなたの 移り香さえも
今は見知らぬ 誰かのものです…

ヒュルル・ヒュルリ・ヒュララ
鬼灯 鳴らしても
ヒュルル・ヒュルリ・ヒュララ
あなたは来ない
怨みはしません 別れたあとも
恋はつかのま 夢が散ります

ヒュルル・ヒュルリ・ヒュララ
鬼灯鳴らしても
ヒュルル・ヒュルリ・ヒュララ
あなたは来ない
思い出たどれば 切なさばかり
月も十六夜涙揺れます
×