男の旅路

人の一生 一度きり
泣いてもよけりゃ ついてきな
雨・風・雪ふる 男の旅路
たまにゃいい日も あるだろう
悔むなよ 転ぶなよ
おまえ背負えば 軽すぎる

五臓六腑に 沁みわたる
呑んでもにがい 茶わん酒
眠っていいかい おまえの膝で
聞けばうなずく うるんだ眸
夢ん中 ふたりして
さくら吹雪に 微笑(わら)ってた

照れて口には出せないが
俺には過ぎた いい女房
幸せ知らずの おまえのために
耐えて踏んばる もう一度
道のない 荒野でも
夢を捜して 歩こうか
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