残り火 -eternal BED-

この部屋のすみでも ずっと黙ったままでも
そばにいれば わかりあえるから

白い吐息にふたりで隠れ
誰も知らない秘密を増やした
ふたりで過ごせば 冬の夜もあたたかい
大好きな季節だった

(誰も知らない) 私を見せた
(見つめ返した) あなたの目を忘れない
(とまどいながら) ふたりで歌ったよね Babyface

最後の夜はふたりで 泣きながら抱き合ったね
恋の終わり告げながら 揺らめく残り火

すぐに忘れる昨日もあるし
夢に見ていた明日もあるけど
ふたりで過ごしたあの時間を
どう呼べばいいのか教えて欲しい

(何も言わずに) 手をとるように
(口づけ交わし) 体中熱くしたね
(ときめきながら) 飽きずに彷徨っていた Paradise

最後の夜はふたりで 泣きながら抱き合ったね
恋の終わり告げながら 揺らめく残り火
最後に聞いた言葉も 今では思い出せない
破れた心だけが叫んでた はるかな遠い日

この部屋のすみでも ずっと黙ったままでも
そばにいれば わかりあえるから
この部屋のすみでも ずっと黙ったままでも
そばにいれば わかりあえるから

ただぎゅっと抱きあえば 心満ち足りてた
それだけで良かった あの頃の二人は
まだ間に合うならば 「ありがとう」の言葉
届けたい素直な気持ちで

最後の夜はふたりで 泣きながら抱き合ったね
恋の終わり告げながら 揺らめく残り火
最後の恋にしたくて もがいてついた傷さえ
なぜだか今ではいといとおしい はかない悦び
消せない残り火
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