悲しみを知った

ゆれるきみの前髪 ひとさし指ではじき
自分で切ったからと はにかむ君の笑顔

そんな ひとつひとつ
いつか時の中に
置き去りにしていたね

ああ あれからぼくはひとり
長い 長い 夢を見てた
ああ それでも 走りだせば
青い 青い 空が続く

君をなくした今
悲しみを知った

今も思い出せるさ きみの手のぬくもりを
ちっぽけなぼくだけど 君を愛していたよ

やがて涙さえも そして記憶さえも
風にまぎれたとしても

いつの日か 時を越えて
ぼくは きみを迎えにいく
運命の扉さえも
この手で開けるだろう きっと

ふりそそぐ光にも
君がいるから

ああ あれからぼくはひとり
長い 長い 夢を見てた
ああ それでも 走りだせば
青い 青い 空が続く

君をなくした今
悲しみを知った

ああ あれからぼくはひとり
長い 長い 夢を見てた
ああ それでも 走りだせば
青い 青い 空が続く

君をなくした今
悲しみを知った
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