YOU

黄昏に響いたあなたからの電話
泣きそうな声をして
話し聞いてと言った
今すぐに行くから もう少し待っていて
かけだしたこの街に夕日落ちた

行き慣れた道程
街灯がてらす
一人きり待ってる部屋へ 急いで

大好きな瞳が涙でぬれてたら
らしくないよって
肩をかしてあげる
無器用な私に出来ることと言えば
そうして話しを聞くだけだから

前にもこんな事あったねと気付いた
あの時は私から電話をかけて呼んだ
同じように今夜あなたに会いにきた
だけどなぜ「ごめんね」と笑顔見せた

たった今 電話で仲直りしてたの
だからもう大丈夫なんて言うの

大好きなあなたの笑顔を見ていたら
かける言葉さえ忘れてしまったわ
だけど良かったよね ねえ何があったの
今夜はそのわけ聞かせて欲しい

あなたのその笑顔なくしたくないから
つらいときすぐに声をきかせてよね
時々はこうして夜明けまで話そう
あなたは大事な友達だから
友達だから
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