冬の月

小雪舞い散る 夢の中
あなたの云うまま 帯を解く
あぁ 息の白さが まつ毛を濡らす
そんな宵でも 燃えた肌
冬の月 見ていると 恋しくて…
あなたに逢いたい

愛し過ぎると 恥じらいも
女は忘れる ものですか
あぁ あなたひとすじ 尽くして来ても
なぜか別れが 待っていた
冬の月 見ていると 恋しくて…
あなたに逢いたい

夜は手枕 頬つけた
あなたの匂いが なつかしい
あぁ だめねおぼろな 一人寝暮らし
夢をさがして 泣くばかり
冬の月 見ていると 恋しくて…
あなたに逢いたい
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