あせ

全く人気のない道に しらけた太陽が照って
ほこりっぽい石ころだらけ 風もない雨もない
何かいいこと捜して ひたいにしわよせて歩いて
こんな道 一本道を気のむくままに フラフラと
つぶつぶの しょっぱい汗を
つぶつぶの 汗を流し
つぶつぶの しょっぱい汗を
つぶつぶの 汗をぬぐう
せっかく生きているのに 何にも出来ないなんて
石ころをけとばして 空にぶつけてみようか
みっともないこんな姿を 誰にもみせたくないから
道に沿って 遠くどこかへ 行ってしまいたいのさ

この世で一番大事なものは 一体何だろう
金でもない勉強でもない まして女じゃないさ
もちろんそれだって 少しは大切だけど
もっと大事なことが 絶対あるはずさ
つぶつぶの しょっぱい汗を
つぶつぶの 汗を流し
つぶつぶの しょっぱい汗を
つぶつぶの 汗をぬぐう

そりゃ誰だって つらいことはたくさんあるけれど
この世に生まれた以上は 生きてゆかなくちゃ
生意気だけど 精一杯生きてゆくのさ
そうすれば きっと何かがあるはずさ
つぶつぶの しょっぱい汗を
つぶつぶの 汗を流し
つぶつぶの しょっぱい汗を
つぶつぶの 汗をぬぐう
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