ファイティングポーズの詩

最後の列車を待つ 疲れ果てた真夜中のホーム
今日は誕生日だったと ああ 君からのメールが届いた

忙しくて 忙しくて 思い切り忘れていたんだ
ああ 待ち受けの君の笑顔が かすんで消えた

なんなんだ なんなんだ この毎日はいったいなんだ
右手も 左手も 荷物でいっぱいなんだ
こんなんじゃ こんなんじゃ 君の愛も受け取れない
この列車はどこに 向かってるんだ

週末は寝転んで 君が剥いてくれたリンゴが食べたい

降りることも 止めることも 出来ずに今日も昨日も揺られ
ああ 夢なんて 昔どこかに描いた 落書きだ

なんなんだ なんなんだ この毎日はいったいなんだ
窓に映る 僕は誰だ ここはどこで どこまで行くんだ
どうなんだ どうなんだ その汗に見合うだけの
幸せが 君を救っているか

ケモノ道でケモノに会って いばらの道にもバラが咲いて
いつかきっといいことあるって 信じて頑張って
来週も 再来週も 何度も倒されて 笑われても
僕は ああ 負けたくないんだ
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