想い出つゆ草

愛の命の
儚(はかな)さもろさ
いつしか心は すれちがい
別れましょうか やり直そうか
ひとり旅路の 迷い道
想い出つゆ草 咲いている
なぜか恋しい 母の胸

「一度結んだ 絆の糸は
大事になさいね いつまでも」
嫁ぐ日母が 優しく言った
言葉今でも 忘れない
想い出つゆ草 咲いている
遠い故郷が 浮かびます

憎さ愛しさ 行ったりきたり
やっぱりあなたに 帰りたい
涙の雨や 苦労の風に
耐えて女は 花になる
想い出つゆ草 咲いている
家路急げば 月あかり
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