世界の果て

渚を滑る潮風が
錆びれる想い運び去る
いつかまた会える
そうつぶやく時
終わりが始まる

遥か世界の果て
このまま二人消えてしまおう
何もなくてもいい
君がいるなら何もいらない

歪んだ唇が見せる
強がりの笑みがこぼれた
やがては崩れる足跡残して
歩き続ける

遥か世界はほら
寄せては返す波のようだよ
何も知らないまま
過ぎた日々にも意味があるはず

ため息ついた君の眼に
閉じ込められた通り雨
離れ離れが僕たちを
変えてゆくその前に

遥か世界の果て
このまま二人消えてしまおう
何もなくてもいい
君がいるなら何もいらない

遥か世界はほら
寄せては返す波のようだよ
何も知らないまま
過ぎた日々にも意味があるはず
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