夕待ちの風

なにも聞こえない
空の色は茜
記憶はいつも
やさしい手触り
そっと微笑みをくれる

紙飛行機
さっき飛ばしたでしょう?
はかなすぎる
放物線 ふりるら
いつの間にか大人になってたけど
待ちぼうけた雨上がり
驚くほどやさしい匂いがしてた
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