繭々退化

朝がゆさぶる孤独
明る過ぎるのは嫌い
もっともぐるの

息をひそめ鼓動の
眠たげな拍子
ちょっとだけ数える

意味がなくてそれで笑えるの?
変よ。
冷たいと言われてるとわかってたけど
告げた。

reply 誰も傷つけない
その為には触れあいたくない
reply 意識遠ざかり殻にこもる
わたしは愚かです

繭は固い喜び
壁の嬉しさをくれた
救いでした

だから丸く丸くと
呼びかけたくなる
外じゃなくていいし

綺麗な程それは妄想よ
嘘よ。
漂って消えてゆくとわかってるけど
悲しい。

delay どこへ進めるか知りたくない
ここが終わりかも
delay 過去の愛し方忘れた頃
わたしは退化する

reply 無口な
delay 後悔
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