君の手

絶体絶命ってこれをいうんだね
光が無い 道が見えない
君まで見失いそうだよ

早くなくなるクレヨンだね
使いすぎていざと言う日に
何にも伝えれずにいる

塗り潰される毎日で
上手く色を出せないよ
けど今やるしかもうないんだよ
歩く姿が本物

傷付いてわかった事
それだけじゃ生きていけない
わかりすぎてしまった事
それを隠した僕の手を
握ってくれた君の手

最大限に強がっても
何か違う 明日が見えない
ちょっとずつ気が狂いそうだよ

誰かの支えや声も
聞こえないから叫んだ
それほど深いとこにいたんだよ
苦しいなんてもんじゃないよ

いつか見た夕焼けは
今日の方がキレイに思えた
わずかながら守ったモノ
それを包んだ僕の手を
握ってくれた君の手
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