やさしい

名前を呼んだときの
何気ない返事が
どれほどの幸せか
知らずにいたよ

ずっとずっと
こんな日々が続いてくんだと
信じてたから

目を細めて優しく笑う
貴方を愛していた
抱きしめた肩の細さ
温もりもその声も覚えてる

伝えること出来ない気持
今も胸に溢れてる
どんなに会えなくても
貴方の居た風景を忘れない

繋がっていたはずの
指はいつの間にか
解けて僕独りが
立ち尽くしてた

どんな風に
言葉にして
祈れば貴方に届くだろう

はるか遠く散らばるカケラ
きらきら輝いてる
一緒に過ごした日々は
何よりも大切で優しくて

めまぐるしい時の流れに
全ての想い出たちが
いつか薄れても
貴方へのこの気持は失くさない

目を細めて優しく笑う
貴方を愛していた
かけがえの無い想いを
その腕でその声でくれたから

想い出より確かなものが
今も僕等をつないでる
どんなに会えなくても
貴方の居た風景を忘れない
×