End for End

いつかのモノクロの思い出達は 遠い過去に置き去りにして
振り返ることのないように 心の扉に閉まってきた

それでも気が付けばいつだって思い返してる
この手で守れなかったもの数えては 自分の傷を増やしている

“壊せるのなら全てを離してしまおう”
いつからか縛られている見えない鎖を
不器用なんて言い訳並べたってねいいよ
背負っていく傷なんてきっといつかは消えるから...

どんなに強さ身に付けたって 肯定するとか否定するとか
全てをさらけ出すことだって 簡単なことじゃないでしょう

いつでも駆け引きなんて 上手には出来なかったから
手には出来ないものばかり望んでは羨んで 自分の傷を開いていく

“壊せるのなら全てを離してしまおう”
いつからか縛られている見えない鎖を
記憶の中まで消し去って忘れてしまえるまで
背負っていく傷なんてきっといつかは消えるから...

“壊せるのなら全てを離してしまおう”
どこかで絡まっている自分を解いて
背負ってきた全ての荷物も脱ぎ捨てて
そう 輝ける明日へきっと自由になれるように...
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