校庭の木の上に君の体操着

惚れてるよ 確実に惚れてるよ
この気持ち言えないから 上履きを捨てたりして
見ているよ 遠目からいつの日も
学生の淡い恋 危ないでしょう

愛がゆえ悪戯の衝動に駆り立たれ
校庭の木の上に君の体操着
話すれば照れ屋が邪魔をする
ときめいてた記憶

晴れてるよ 西の陽が差し込むよ
木漏れ日に跳ね返る その産毛 眩しいから
後ろだよ 席順は君の次
ブラウスの透け具合 焼きついてる

愛がゆえ欲望の衝動に駆り立たれ
放課後に君の笛ベロベロ舐めまわす
帰宅すればサドルが消えている
監視された暮らし

知ってるよ 駅前のバイト先
見つかるとややこしいから 暗がりに伏せたりして
孤独だよ 友達は蛙だよ
人見知り 根性なし おかしいでしょう

愛がゆえ失望の衝動に駆り立たれ
消えて行く灯火に夢を映し出す
伝えられぬ 間抜けな弱虫の
闇に潜む地獄

らららららららら らららららららら
らららららららら らららららら…
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