溶けてゆく午後

いつか聞いた子守唄は
夜明けの青い鳥の声
ボクの肩に置いた手の
そのぬくもりを、やさしさを。
いつくも越えた夜の中で
確かなものは、変わらないね。
静かに眠るキミを見ながら
ひとつひとつ、愛を並べる
いつのまにか忘れていた
こんな静かな安らぎを
時の流れや、人の流れに
やさしい気持ち、忘れかけてた
いまなら少し、分かるかも
悲しむことは、なかったね。
溶けてゆく午後に、気付いた
本当のこと、大事なこと
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