The End of the Day

眠りにつく前の かすかな痛みなら
壊した恋 今も 破片(かけら)のまま

深い夜に 紛れるほど遠くない
吐息だけで 飾りたくない記憶

浮きたつ心が 怖くなっただけ
自分が見えなくなりそうで
あの 燃えるような日々
さよならと背中向けて 閉じこめた

何が足りなくて どこで間違えて
どのぐらい強がっていたの
まだ 出口の見えない
迷路の真ん中で ひざを抱えている

窓の外の気配 夜が通り過ぎる
時をもどすことはできないから

淡い色の ぎこちない夢のように
今日と明日の 隙間で悔やんでいる

多くを求めて 傷つけたくない
そんな言葉で逃げてただけ
今 自分の弱さを
隠すよりもまっすぐに 受け止めて

足りなかったもの 間違えた場所も
かすかな痛みが教えてる
そう 夜が明けるたび
新しい自分を探して歩き出す
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