Memory

急に「今から会えないかな?」なんて
めずらしく着信 胸が高鳴った
待ち合わせ場所“桜木町の駅前に2時半”人が溢れてた

恋愛映画がイイとか無理言っちゃってゴメンネ
今度は君の好きな映画観ようネ

少し照れながら繋ぐ
この手握り返した馬車道で「もうあと少しだけ」って
すごく穏やかな日の青空の下でいつかの夢を語りあったね

日が暮れてきて今何時だろう?
夜空まで彩る観覧車見てた
暗くなるほどドキドキするし横顔も見れすに下ばかり見てたの

夜景を背中にして『スキだよ』って告白!?
準備ができてないよ!?心で叫んだ

少し照れながら歩く
ふたり夢を語った馬車道まであと少しだねって
たまにケンカをしたり仲直りしたり忙しい日々も懐かしいね

いつの日から風は少し向きが変わって距離が離れてた
気づかないうちに…

あの大桟橋で君と笑顔になれなかったけど
“サヨナラ”をして歩き出した
どれもこれも大事な宝物だからいつまでも胸の中で笑ってた

少し照れながら光るふたつ輝く星のように輝く後姿
ひとりひとりの道へとまっすぐに見つめ歩いてく
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